インドネシアのアストラ・ダイハツ、新工場建設を開始 1.95億ドル

インドネシアの複合企業アストラ・インターナショナルとダイハツ工業の合弁会社アストラ・ダイハツ・モーター（ＡＤＭ）は２日、同国で計画していた新たな自動車組み立て工場の建設を開始したと発表した。写真は２０２１年２月、ジャカルタで撮影（２０２３年　Antara Foto/Aprillio Akbar/ via REUTERS ）

［ジャカルタ　２日　ロイター］ - インドネシアの複合企業アストラ・インターナショナルとダイハツ工業の合弁会社アストラ・ダイハツ・モーター（ＡＤＭ）は２日、同国で計画していた新たな自動車組み立て工場の建設を開始したと発表した。

西ジャワ州カワランに位置する新工場への総投資額は約２兆９０００億ルピア（１億９５００万ドル） に上る。年間生産台数は１４万台を見込んでいる。

竣工は２０２４年１２月を予定しているが、稼働開始日は明らかにしていない。

ＡＤＭのエグゼクティブディレクター、京田靖氏は今回の投資はインドネシアとの協力強化への強い関与を示すとし、再生可能エネルギーを利用する新工場は二酸化炭素（ＣＯ２）排出量を最大２０％低減できると説明した。