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米倉涼子が『シカゴ』で再びブロードウェイへ

Entame Plex / 2017年1月20日 21時0分

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米倉涼子が『シカゴ』で再びブロードウェイへ

2012年7月、『シカゴ』のロキシー役でブロードウェイデビューを飾り、日本人女優としては54年ぶりとなるブロードウェイでの主演という快挙を成し遂げた米倉涼子が2017年7月にブロードウェイでカムバック公演を行うことがわかった。



2012年の出演時は、ニューヨークでの出演公演(全6回)と直後に行われた東京凱旋公演(全23回)のチケットは完売し、連日立見客が出る賑わいとなった。それ以降、ブロードウェイの「シカゴ」プロデューサーからは「いつでも米倉に戻ってきてほしい」とラブコールが送られていた。
昨年の11月にロングラン20周年を迎えた『シカゴ』。新鮮さと米倉の持つスター・クオリティをブロードウェイから世界に発信したいという希望から、正式に出演オファーがあり、今回カムバック公演が実現。

7月のブロードウェイ公演後、8月に日本での20周年記念ジャパン・ツアー公演に出演する。
米倉が演じるのは、欲望の為には手段を選ばないが、なぜか憎めない小悪魔のようなロキシー・ハート。不倫相手を殺害した罪で起訴された人妻ロキシーは、弁護士やメディアを利用してスターの座を掴もうとする。「オール・ザット・ジャズ」をはじめ、全曲が名曲揃いの『シカゴ』。ロキシーの代表的な楽曲は、夫への愛を皮肉たっぷりに歌い上げる「ファニー・ハニー」、演劇史に残るモノローグから歌へと繋がる「ロキシー」、ダンスが舞台狭しと展開される「ミー・アンド・マイ・ベイビー」や、一筋縄ではいかない人間讃歌「ナウアデイズ」など盛りだくさん。舞台女優、そして一人の女性としての彼女の魅力が、舞台上で披露される。



米倉は出演について、「20周年という節目の年に、CHICAGOに再挑戦できること、とても光栄です。CHICAGOを初めて観た時から、音楽・衣装・ダンス全ての虜になり、そこから始まり、2008年にこの作品の初舞台を踏ませて頂きました。私の女優人生においてとても大切な作品で、この作品と出逢えたことは運命だと思っています。5年というブランクに不安もありますが、それ以上にロキシーをもう1度演じることの出来る喜びで胸がいっぱいです! 歳を重ねたことでまた違った世界観を表現できるのではないかと今から楽しみです。沢山の方々に楽しんで頂きたいので、自分にも悔いのないよう全力で挑みます!」とコメントしている。

ステージ写真:Masahiro Noguchi

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