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赤い封筒を拾った者は死者と結婚しなければならない…… 実在の風習を描いたホラー『屍憶 -SHIOKU-』

ガジェット通信 / 2017年1月22日 0時0分

台湾と東南アジアの一部に存在する、死者と強制結婚させられる風習を題材にしたホラー『屍憶 -SHIOKU-』が日本公開。

“冥婚”と呼ばれるその風習は、女性が未婚のまま亡くなると、死者の写真や遺髪を入れた赤い封筒“紅包”を道端に置き、通行人がそれを拾うと、陰で監視していた遺族によって死者との結婚を強要されるというもの。昔は未婚のまま女性が死ぬと先祖の墓に入れないと言われ、その魂の弔いのために行われるんだそうです。拾ってしまった方はたまったものではありませんな。なので、赤い封筒が落ちていても、絶対に、拾ってはいけません。

主人公は、恋人との結婚も控え仕事も順調、順風満帆のTVプロデューサー・ハウ。彼は視聴者から引きのありそうな題材として“冥婚”の取材をし、その存在を知っていたにも関わらず、ジョギングの最中に見つけた奇妙な赤い封筒をうっかり拾ってしまいます。しかしそれからハウは悪夢でうなされ、奇妙な現象に悩まされるように。ハウが番組で知り合った霊媒師に相談すると、霊媒師は彼が何者かに取り憑かれていることに感づき、彼に前世を調べてみるよう言い渡すのです――。

今作のプロデューサーは、『呪怨』シリーズや白石晃士監督の『ノロイ』『カルト』など、数々のJホラー作品でプロデューサーを務めてきた一瀨隆重。監督は台湾の新鋭監督リンゴ・シエが務めています。ちなみに“冥婚”の風習は実在しますが、この物語自体も台湾で本当に起こった事件を基に描かれているとのこと。

映画『屍憶 SHIOKU』は1月21日より、特集上映『未体験ゾーンの映画たち』にて公開です。どうぞお楽しみに。

作品概要

上映スケジュールは『未体験ゾーンの映画たち2017』公式サイトをご確認ください。

公式サイト:http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2017

『屍憶 -SHIOKU-』

原題:屍憶 (The Bride) 日本・台湾 2015年 89分

キャスト:クリス・ウー、ニッキー・シエ、田中千絵、ヴェラ・イェン、アンドリュー・チェン、池端レイナ、ジャン・チンシャー

プロデューサー:一瀨隆重「リング」「呪怨」「THE JUON/呪怨」

製作:リタ・チャン

監督・脚本:リンゴ・シエ

撮影:チェン・チーウェン

編集:深沢佳文「呪怨-ザ・ファイナル-」

特殊効果:百嘉堂

特殊効果指導:松本肇「リング」「呪怨」

音楽:蓜島邦明「呪怨-ザ・ファイナル-」

(C) 2015 GOOD FILMS CHINA / GOOD FILMS WORKSHOP ALLRIGHTS RESERVED.

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