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[プレミアリーグEAST]「負ける気しない」チームへと変わった流経大柏、札幌U-18に3発勝利

ゲキサカ / 2014年11月24日 23時12分

[プレミアリーグEAST]「負ける気しない」チームへと変わった流経大柏、札幌U-18に3発勝利

[11.23 高円宮杯プレミアリーグEAST第16節 流通経済大柏高 3-1 札幌U-18 流通経済大柏高G]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグEASTは23日、第16節2日目を行い、8位・流通経済大柏高(千葉)が6位のコンサドーレ札幌U-18(北海道)に3-1で勝利。流経大柏は5位へ浮上するとともに、2試合を残してプレミアリーグ残留を決めた。

 苦しい戦いを乗り越えたチームが、見違えるほどの逞しさを手にしている。昨年、高体連のチームとして初めてプレミアリーグチャンピオンシップを制した流経大柏の本田裕一郎監督も「私にもちょっと負けねぇなという自信があるし、選手たちは『オマエら、一生懸命やれば負けるところはないよ』と言っても半信半疑だったけれど、先週くらいからは選手側からも自信を感じるようになった」というほど。今年は全国高校総体予選への連続出場が11で途切れ、プレミアリーグでも苦しい戦いを強いられた。だが現在、チームには自信が漲っている。普段は厳しい言葉をかける名将が選手たちに「オマエたち、みるみる上手くなっているよ」「急上昇しているよ」と声をかけるほど、流経大柏の状態は良好だ。16日の高校選手権千葉県予選決勝では市立船橋高に0-2から大逆転勝ち。予選3試合はいずれも大接戦だったが、それを勝ち切ったこと、また指揮官からの褒め言葉の連続にMF久保和己(3年)は「最初の方はどうかなという感じだったんですけど、今は自分たちも負ける気がしないですね」と語り、FC東京内定のDF小川諒也(3年)も「練習でも『オマエら、負けるチームないぞ』と信頼してもらっているので、自分たちも勝てると思っています」と強い自信を見せている。
 
 この日の前半はその自信ある流経大柏ペースで試合が進んだ。札幌はトップチーム昇格内定のU-19日本代表候補CB進藤亮佑(3年)を中心にCB泉谷航輝(3年)やMF倉持卓史主将(3年)らが厳しいチェック。小川を右SB濱口魁(3年)ら2人がかりでケアするなど全く隙を見せなかったが、それでも守備する時間がやや長い展開となった。流経大柏は前線で猛烈なプレスをかけていた久保を筆頭に相手へ厳しい寄せを見せると、攻撃面でも9分に小川が得意の左足FK。これは札幌GK種村優志(3年)が反応良くはじき出したが、流経大柏は15分にも小川の左アーリークロスがGKの指先を超え、ファーサイドのMF松本雅也(2年)が頭で合わせる。ゴール方向へ飛んだボールは札幌・進藤が頭でクリアされたものの、その後もMF澤田篤樹(3年)が右足ミドルを放ち、37分にはFW高沢優也(3年)がスペースを縫ったドリブルから強烈な左足シュート。ただ、種村が再びファインセーブを見せてチームを盛り上げた札幌も前線でボールをおさめる大型FW平川元樹(3年)や左利きのMF工藤竜平(3年)を起点に攻め返す。そしてMF菅大輝(1年)と左SB按田頼(2年)のコンビでDFを剥がすなどサイドからチャンスをつくり出した。ただ、スコアを動かすことはできない。

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