柏の16強の相手は水原三星で決定、王者W・シドニーは敗退決定

　AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第6戦が5日に各地で行われた。浦和レッズが戦ったG組は、首位通過をかけて水原三星(韓国)と北京国安(中国)が対戦。前半25分に北京がFWデヤン・ダミヤノビッチのゴールで先制したが、同27分に水原もMFレオナルドのゴールで追いつき、1-1で引き分けた。

　この結果、勝ち点11で両チームが並んだが、当該対戦成績で上回った北京が1位、水原が2位での通過を決めた。よって、6日に試合を残すものの、すでにE組1位通過を決めている柏レイソルの決勝トーナメント1回戦の相手は、FW鄭大世が在籍する水原三星に決まった。第1戦は敵地で5月19日、ホームの第2戦は同26日に行う。

　H組では、鹿島アントラーズを3-2で下したFCソウル(韓国)が、2位通過を決めた。MF高萩洋次郎とDF田中裕介の所属する前回大会覇者のウエスタン・シドニー・ワンダラーズ(豪州)も、すでに1位通過を決めていた広州恒大(中国)を2-0で下したが、FCソウルを上回ることは出来ず、GL敗退が決定した。

　6日に城南FC(韓国)と対戦するガンバ大阪がグループリーグ突破を決めた場合、1位通過ならFCソウル、2位通過なら広州恒大と対戦する。

　西アジアブロックでは、C組とD組のグループリーグが終了。アルヒラル(サウジアラビア)、アルサッド(カタール)、アルアハリ(サウジアラビア)、アルアハリ(UAE)の4クラブが決勝トーナメントに進んでいる。
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