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次世代選手の育成強化へ…JFA、『NIKE ACADEMY』のトレーニングメソッド導入を発表

ゲキサカ / 2016年10月21日 23時20分

次世代選手の育成強化へ…JFA、『NIKE ACADEMY』のトレーニングメソッド導入を発表

 日本サッカー協会(JFA)は21日、JFAハウスで会見を行い、次世代育成プロジェクト『NIKE ACADEMY TOKYO supported by JYD』の概要を発表した。

 今年1月より、JFAが理念やビジョン、中長期目標を掲げた『JFA2005年 宣言』に基づき、継続的な日本サッカーの発展ために、さらなる普及や次世代選手の育成を促進することを目的とした新規プロジェクト『JFA Youth & Development Programme(JYD)』が始動。オフィシャルパートナー企業として株式会社ナイキジャパンが参画することが発表されていた。

 今回、ナイキジャパンの協力を得て、JYD対象事業に『NIKE ACADEMY』のトレーニングメソッドを導入したプログラムを実施していくことを発表。11月19日より若手プレイヤーを対象としたトレーニングセッションを開催し、2017年度に高円宮杯U-18サッカーリーグのチームに『NIKE ACADEMY』の特別トレーニングの実施、U-18世代のプレイヤーの海外遠征機会を提供するほか、JFAアカデミー福島でもトレーニングを実施する。

 世界基準のトレーニングメソッドを導入したプログラムを実施にあたり、田嶋幸三会長は「日本サッカー全体の将来を育成を考えて、我々はこのJYDを通して『NIKE ACADEMY』と手を組みたいと考えました。そのメソッドについては個人能力を高めるために非常に素晴らしいものだと聞いています。心身ともに発育段階にあるユースレベルの選手達にこの『NIKE ACADEMY』を通じて刺激を与えていくことが非常に有効だと考えました」と導入の経緯を説明した。

 また、会見では『NIKE ACADEMY』のエドゥワルド・オリベイラコーチが指導方針について説明。「『NIKE ACADEMY』のトレーニングは、世界のフットボールのスピードが上がっているということに基づいて、“スピード”にフォーカスしています。ゲームの中での周りを見極める速さや、判断してからすぐ行動に移せるスピードが大切です。そのため、ゲームを見渡し、チームの動きや相手の動きを見返せる、そういう判断を自分の決断で動けることに力を入れています」と説明し、メンタル面も重要だと語った。

 『NIKE ACADEMY』は、イングランドフットボール協会(FA)のセント・ジョージズ・パークを本拠地に、世界トップクラスの施設でエリートコーチや栄養士のほか、各分野の専門家をスタッフの指導やアドバイスを受けることができる。7年半にわたる活動で、189名の選手が参加し、約60名がプロクラブと契約。6月末より日本人としては初めてMF波田野海(聖和学園高卒)が『NIKE ACADEMY』に参加している。

★『NIKE ACADEMY特設ページ』はこちら

(取材・文 清水祐一)

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