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[選手権予選]目指すのは超大型のスイーパー型GK、桐光学園の195cmGK茂木が大一番で完封勝利

ゲキサカ / 2016年10月22日 22時51分

[選手権予選]目指すのは超大型のスイーパー型GK、桐光学園の195cmGK茂木が大一番で完封勝利

[10.22 全国高校選手権神奈川県予選 桐光学園高 1-0 日大藤沢高 日大藤沢高G]

 目指すのは超大型のスイーパー型GK。桐光学園高の195cmGK茂木秀(3年)がゴール前での落ち着き払った姿勢と的確なセービング、特長のキックなどを発揮して日大藤沢高との大一番で1-0勝利に貢献した。

 C大阪が獲得を目指しているという報道もある注目株は、「現代ではスイーパー型GKというのがある。サイズがあるのに加えて足元もあれば高いレベルに行けると思う」と自身の将来をスイーパーの役割も果たすGKに近づけようとしている。この日はゴール前から飛び出して味方をカバーし、サイズを活かしたクロスの対応。そこから放つパントキックによって会場も沸いていた。

 調子のバロメーターでもあるというキックはまずまずの出来。「後半は力んだ部分があった。でも悪くはなかった。来週へ向けて練習したい」と振り返った。リードはわずか1点だったものの、DFに前向きな言葉を掛け続けてプレッシャーから解放。最後方に余裕を持った存在がいたことでチームは最後まで慌てずにプレーすることができていた。指導する湯田哲生コーチは「自分自身に対する疑いがなくなってきたかなと思います」と彼の成長を認める。群を抜くような素材感のGKがポジションを勝ち取ったのは今年になってからだが、ミスも犯しながら公式戦でゴールを守り続けていること、またJクラブの練習参加に行って高いレベルを感じたことでその成長がここへ来て一気に加速してきている。

 湯田コーチは「DFへの声がけにしても怒鳴り続けるのか、語りかけるのか。3年生もいれば、1年生もいる。使い分けないといけないし、もっと去年のうちに経験しなければいけなかった。でも、最終学年になってそういうところもできるようになって、少し安定感に繋がっているのかなと」。ただし課題も指摘。「日によってまだバラツキがある。きょうコイツ入らないなというオーラがまだある時と無い時もある」。技術ミスをなくし、ミスした時に自分で立て直す力をつけて選手権では結果にこだわる。

「1年、2年からスタメンで出ろと言われていたんですけど、自分の足元だったりコーチングだったり深いところまでサッカーできていなかった。3年目になってプロの練習行って改めてもっと高いレベルでやりたいなということで、自分の良さが出てきたと思います」。目標は高校日本一、そして高校選抜入り。「高校選手権で優勝して自分の名を全国に知らしめたい」という超大型GKがパフォーマンスのバラつきやメンタル面の波をなくして桐光学園を勝たせる存在になる。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設】高校選手権2016

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