スペインに翻弄された90分…なでしこは代表デビュー長谷川のアシストから横山が1点返すも及ばず
ゲキサカ / 2017年3月2日 14時11分
[3.1 アルガルベ杯GL第1節 日本女子1-2スペイン女子]
アルガルベ杯は1日、グループリーグ第1節を行い、日本女子代表(なでしこジャパン)はスペイン女子代表と対戦し、1-2で敗れた。黒星スタートとなり、高倉麻子監督体制の初白星はまたもお預け。なでしこは3日の第2節でアイスランド女子代表と対戦する。
なでしこのフォーメーションは4-2-3-1。ゴールマウスにGK山根恵里奈を据え、4バックは右からDF鮫島彩、DF高木ひかり、主将DF熊谷紗希、A代表デビューとなるDF北川ひかる。MF阪口夢穂とMF佐々木繭がダブルボランチを組み、2列目は右からMF中島依美、FW増矢理花、MF中里優。1トップにはFW田中美南が入った。
最新のFIFAランキングはなでしこが7位でスペインは14位。しかし、高倉監督体制初の国際大会となるなでしこは、立ち上がりからスペインのパススピードに苦戦する。攻守の切り替えの早さでも上回られ、マイボールにしても敵陣にすら運べないまま押し込まれる時間が続いた。
スペインは前半13分のDFレイラが放った左足のロングシュートはクロスバーをわずかに越え、同21分にPA手前中央からMFアレクシアが左足で狙った直接FKは壁を直撃。なでしこも同24分に左サイドの北川のパスを受けた中里が敵陣中央で右足を振り抜くが、ようやく放ったファーストシュートはDFの足に当たって山なりとなり、GKにキャッチされた。
なでしこはさらに前半31分、右サイドをドリブルですり抜けた中島がPA内右からマイナスにパスを出し、ニアの増矢が左足で合わせるも、相手DFが至近距離でブロック。続く右CKのチャンスも生かせず、その後は再びスペインにゴールを脅かされるシーンが続いたが、なんとか無失点に抑えて前半を終えた。
劣勢のなでしこはハーフタイム明けから動く。佐々木に代えてA代表初出場のMF長谷川唯、増矢に代えてFW横山久美を投入し、4-4-2に変更。横山は増矢がいたトップ下ではなく田中と2トップを組み、長谷川は左サイドハーフに。左サイドハーフだった中里は、佐々木がいたボランチにスライドした。
選手とシステムを変えて仕切り直しを図りたいなでしこだったが、後半の立ち上がりにいきなりピンチを迎える。後半5分、バウンドしたボールに反応したFWオルガが右足でミドルシュートを放つと、ボールがGK山根とクロスバーに連続で当たって肝を冷やしたが、ゴールラインは割らなかった。
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