ウイイレ「PES LEAGUE 2019」アジア予選はインドネシアが2冠! 日本人選手も2部門ともに世界大会へ
ゲキサカ / 2019年4月22日 10時28分
『ウイニングイレブン(ウイイレ)2019』の世界No.1プレーヤーを決めるコナミ公式のeスポーツ選手権「PES LEAGUE 2019」のアジア予選にあたる「PES LEAGUE 2019 ASIA REGIONAL FINALS」が20日、21日に都内のJFAハウスで開催され、「1v1部門」、「CO-OP(3vs3)部門」それぞれの決勝戦を開催。インドネシア選手が両部門で優勝し、2冠を達成した。日本人選手は「1v1部門」ではMayageka(@mayageka1993)が、「CO-OP(3vs3)部門」では『Beginners』が、6月下旬開催予定の世界大会出場権を獲得している。
世界大会出場権を懸けた戦いがスタート
「1v1部門」では日本人選手4名が出場。しかし、昨秋のジャカルタ・アジア大会のウイイレ部門で金メダルを獲得したレバが、20日のグループリーグで予選敗退してしまう。
残る3選手、2年連続で「PES LEAGUE」の世界大会ベスト8に進出しているMayageka、オンライン予選を突破したうでぃ(@udi_no_mikata)、かつぴーや(@ka2peeya)はそれぞれグループリーグを勝ち抜いて、8強入りを果たした。
8選手が激しいバトルを繰り広げた
世界大会に行けるのは4名のみ。準々決勝から1勝すれば世界への扉が開くことになるが、うでぃ、かつぴーやは惜しくも敗戦。しかしMayagekaは準々決勝でALEX(中国)と対戦すると、接戦を3-2で制し、3年連続となる世界大会出場権を手にする。
世界大会出場権を獲得したMayageka
準々決勝敗退となったかつぴーや
うでぃも4強入りならず
そのままアジアの頂点を目指すべく、Mayagekaは準決勝でKalok.c(香港)と対戦。ともにアーセナルを操るミラーゲームとなった。序盤からMayagekaが操るアーセナルが躍動し、コンスタントに得点を重ねる。冷静なパスワークで試合終了間際にダメ押しの4点目を挙げ、4-1で決勝進出を決めた。
決勝の相手は16歳のインドネシア人、ZEUS_FAIDAN。またしても互いにアーセナルを操る試合になった。Mayagekaはグループリーグでレバも敗れた強敵に挑むが、前半12分に先制点を食らってしまう。しかしその後は2連弾。鮮やかなFKを直接決めて2-1と逆転に成功した。
Mayagekaが決勝戦に挑む
だが、ZEUS_FAIDANは動揺しない。淡々と試合を運ぶと後半23分、同32分に立て続けに得点。そのまま試合は終了し、ZEUS_FAIDANが3-2で優勝を決めた。一時は逆転したMayagekaは準優勝にも悔しさで肩を落とした。
惜しくもアジア制覇ならず
肩を落とすMayageka
「CO-OP(3vs3)部門」では、日本人チーム『Beginners』が20日に決勝進出を果たし、アジア2枠の世界大会出場権を勝ち取った。21日には決勝戦のみ開催。インドネシアの『WANI』に挑むが、序盤から相手のパスワークに翻弄されてしまう。離された点差を必死で縮めた『Beginners』だが1点及ばず。2-3で準優勝に終わった。
悔しさ滲ませる『Beginners』
アジア予選は16歳のZEUS_FAIDANの活躍で、インドネシアの2冠に終わった。世界大会は6月下旬に開催予定。日本人選手では「1v1部門」でMayagekaが、「CO-OP(3vs3)部門」では『Beginners』がリベンジを強く誓っている。
インドネシアが両部門でアジアの頂点に
16歳のZEUS_FAIDANが2冠に輝いた
(取材・文 石川祐介)
●PES LEAGUE(ウイイレ)2019特集ページ
●茨城国体 全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019ウイニングイレブン(ウイイレ)部門
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