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【タイ】医療支援チームを28日にカトマンズへ派遣。日本からの救援隊もバンコクから出発

Global News Asia / 2015年4月27日 17時0分

壊滅的な被害を受けたカトマンズ市内にある世界遺産バクタプールのダーバースクエア。タイからも緊急医療チームが派遣される。(3月26日撮影。Mr.Oscar Nitta 提供)

 2015年4月27日、タイ政府はネパールで25日に発生した地震に関し、同国に滞在中のタイ人の安否について、現在までに1名の死亡と40名の無事を確認したと発表した。

 タイ政府が把握している情報として、エベレストに登山中だった米国籍のタイ人女性医師(28才)の死亡が確認された。

 またネパール中部ポカラを観光中だった学生6名の無事を確認した他、34人がカトマンズ東方のナガルコットで無事が確認された。現地タイ大使館の手配で、全員が27日中にタイへ帰国する予定。

 プラユット首相は、さらに他にタイ人被災者がいないかどうかの確認を急がせるとともに、28日に医療支援チーム30名を現地へ派遣するよう指示した。

 さらに首相は、タイ国民へ向けてネパール支援のための募金を呼びかけているほか、タイのユニセフ本部でも募金の受付けを開始している。

 バンコクからのフライトは、27日現在もほぼ予定通りに出発しており、朝8時過ぎには日本の緊急救援隊約200名がスワンナプーム空港で搭乗手続きの後、カトマンズへ向かった。

 尚、地震翌日の26日もカトマンズ国際空港は通常通りに飛行機の離発着が行われていたが、バンコクからのタイ国際航空が着陸後に大きめの地震があったため、報道陣などを含む乗客たちは、しばらく機内で待機させられたという。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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