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【タイ】ビール会社が経営する茶畑『シンハパーク・チェンライ』

Global News Asia / 2015年5月23日 11時0分

シンハビールのロゴが巨大な像になっており、これがこの施設の目印にもなっている。(写真提供:浜崎勇次)

 2015年5月23日、タイを代表するビールの銘柄「シンハビール」を製造するブンロート社直営のファーム『シンハパーク・チェンライ』に行ってきた。

 タイ北部のチェンライ県にあり、1214万平方メートルもの広大な敷地でウーロン茶などの茶畑やラベンダーなどの花畑、家畜などを飼育している。これらが無料で見学でき、クラブハウスでは畑を眺めながら食事もできる。

 タイでは富裕層を中心にアグリツーリズムが増えている。これは農業体験や農家などで余暇を過ごすことで、タイ人は特に広大な敷地をのんびり散歩しながらおいしい空気を吸い、広い空と美しい緑を眺めながら食事をするというスタイルが人気になっている。

 このシンハパークも敷地内の丘の上にクラブハウスを建て、そこで同社製造のシンハビールなどを傾けながら、北部料理や西洋料理を楽しめるようになっていた。富裕層を相手にしているためか料金はバンコクとほとんど変わらないのだが、料理自体のクオリティーは高いし、やはり景色と北部のほどよい気温で、オープンエアながら居心地は最高である。

 シンハパークはチェンライ市街地からやや遠い。とはいえ、レンタルバイクやレンタカーで30分程度で行ける距離なので、初めてでも簡単に行ける。特にこれといって目立ったアトラクションがあるわけではないが、チェンライの見所としては外せない場所である。
【執筆 : 高田胤臣】

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