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【ベトナム】アイコンタクトが命のハノイの横断歩道

Global News Asia / 2015年11月30日 16時31分

バイクでありながら過積載の車両も多いので、バイクの幅にも注意したい。鉄などの固いものを積んでいるバイクにぶつかってしまったら大けがは必至だろう。(高田胤臣 撮影)

 2015年11月30日、ベトナムの首都ハノイにおいて感じるのは、交通ルールの異常さである。他国とベトナムの常識がかけ離れており、青信号で交差点を渡るのにもコツがいることに驚かされる。

 まず、ベトナム全土で言えることはバイクの台数がかなり多いということだ。決して裕福な国ではないので、物価感覚からすれば車が相当高額になるからであろう。そのため、道を走るバイクの数がものすごく多いのだが、そのうちのほとんどが赤信号を無視して走って行く。

 また、路地から大通りに出る車やバイクは基本的に直近の右側しか見ておらず、その先から車がバイクが来ていようが構わずに進入してくる。要するに、ハノイでは直進してくる車がひたすら前方を注意し、対処しなければならない。それでもハノイでは思っているほどには交通事故が発生していない。

 日本では歩行者優先とされるが、ベトナムでは歩行者が最も弱い立場にあるようだ。そのため、交差点や大通りなどにある横断歩道などはほとんど無視されている。

 こういった状況なので、例え歩行者信号が青でも意気揚々と道路を渡るのは自殺行為である。その際は、自分がそこにいることをアピールするようにバイクなどが向かってくる方向を見ながらゆっくりと渡る。ハノイの原則は直進車が前方のトラブルに対処するので、歩行者がいるとバイクがこちらを避けてくれる。歩行者はバイクが自分の前方を抜けるのか、後方に行くのかを相手の目線を見ながら渡ることで安全? に道路を渡りきれるのである。

 毎日毎日、道路を渡るだけでもこれだけ苦労をするというのは、ハノイ生活も楽ではなさそうだ。
【執筆 : 高田胤臣】

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