中国高速鉄道・世界網羅計画は頓挫へ インチキばれキャンセル相次ぐ
Global News Asia / 2016年7月9日 13時46分
2016年7月9日、インドネシアを始め、世界各国で破格の好条件を提示し、次々と高速鉄道計画の受注に成功した中国。絵に描いた餅がばれ、キャンセルが続いている。
アメリカでのキャンセル理由は「中国企業がやるべきことを時間通りできていない」と計画の遅れが原因と伝えられている。
また、建設工事や車両の製造費は安いものの、車両故障率の高さも問題になっており、中国の2015年の列車事故は大きなもので約210件。その内、車両の故障による事故は45%も増加している。その故障による事故が最も多いのが、高速鉄道だったと伝えられている。中国高速鉄道車両の故障が多い原因は、基礎的な部分は他国が製造した車両のコピーが多く、後からきちんとメンテナンスを行うことまでは設計に盛り込んでいなかった事や、製造されている部品の精度にバラつきが大きいためと言われている。
なかなか、きちんと着工出来ないインドネシア高速鉄道は、計画自体がとん挫するとの見方も強まっている。
フィリピンでは、鉄道建設工事を途中で放棄し逃げた悪行実績があるにもかかわらず、駐フィリピン中国大使が、新大統領に「マニラークラーク間の鉄道工事は、2年間で建設できる」と根拠もなく売り込んでいるとの話も聞かれる。
フィリピン新大統領は、中国大使に「マニラとバタンガスを結ぶ鉄道も作りたい」と応じたと伝えられ、本意はやぶの中。ほとんどが、パクリベースのずさんな計画で、フィリピンも真面には、交渉のテーブルに着くことはなさそうだ。
【編集 : KL】
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