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【金正男氏殺害】事件の現場となったクアラルンプール空港KLIA2はどんなターミナル?

Global News Asia / 2017年2月18日 7時5分

KLIA2にあるエアアジアの自動チェックイン機(撮影:中野鷹)

 2017年2月17日、13日朝に発生した北朝鮮の故金正日総書記の長男である金正男氏が殺害された事件で注目されるマレーシアのクアラルンプール国際空港のKLIA2とはどんなターミナルなのか。 

 クアラルンプール国際空港はメインターミナルと2014年5月2日に使用開始したエアアジアを中心したLCC各社が離発着するKLIA2(第2旅客ターミナル)で構成されている。

 クアラルンプールからタイやベトナム、フィリピンなどを往来する人はKLIA2を利用する人も少ないと思う。KLIA2は、LCCターミナルなのでシンプルでありながら天井も高く広々した空間が特徴だ。金正男氏が襲撃されたとされる自動チェックイン機を利用する人は多く、奥に配置されているチェックインカウンターへ寄ることなく、そのまま一直線に搭乗口へ向かうことができ利便性が高い。

 自動チェックイン機がある場所は、入り口からも近く、誰でも立ち入れる場所だったため、今回、発生した殺害事件には利用者からも驚きの声が上がっている。 

 KLIA2が使用される前までは、LCCT(LCCターミナル)がメインターミナルの北側に存在していたが、建物は簡易な平屋建てで、空港鉄道も連結していなかっためクアラルンプール市内へのアクセスが悪く出張者などには使い勝手が悪かった。

 余談だが、クアラルンプール国際空港メインターミナルは、建築家の故黒川紀章氏が設計し、1998年6月30日に開港している。
【執筆 : 中野 鷹】

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