1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

iPhone 7より楽しい!? モトローラ拡張型スマホ&レノボARスマホ

&GP / 2016年9月27日 20時0分

写真

iPhone 7より楽しい!? モトローラ拡張型スマホ&レノボARスマホ

9月27日に開催された「レノボ&モトローラ モバイル新製品発表会」で、SIMフリースマホ3モデルとノート型タブレット「YOGA BOOK」が発表されました。ここでは、今秋、ガジェッターの物欲を刺激すること必至のスマホ3機種について、ファーストインプレッションを交えて紹介します。

[関連記事]iPhone 7の半額! Wレンズ搭載のSIMフリースマホ「honor 8」

■モジュールで機能を追加できる「Moto Z」「Moto Z Play」

 

モトローラ・モビリティが10月中旬以降に発売するのが「Moto」シリーズの最新フラッグシップ「Moto Z」。薄型・高性能のAndroidスマホで、「Moto Mods」という専用モジュールを装着することで、自分が欲しい機能を追加できることが特徴です。

例えば、カメラのモジュールを取り付けると光学ズーム付きのデジタルカメラに変身。プロジェクターとしても使え、大音量・高音質で楽しめるオーディオプレーヤーにもなるという新発想デバイスです。

01

「Moto Z」のOSはAndroid 6.0。5.5インチのクアッドHD(2560×1440)ディスプレイを搭載し、CPUは1.8GHz×2+1.36GHz×2のクアッドコア、RAMは4GBという構成。カメラは背面が1300万画素、前面が500万画素。指紋センサーを搭載し、2枚のSIMで同時に待ち受けができるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)にも対応しています。

これだけの機能を備えつつ、最薄部は約5.2mm。バッテリー容量は2600mAhと少なめですが、2220mAhのバッテリーを内蔵するMoto Modsを装着して、駆動時間を延長することもできます。カラバリはブラックとホワイトの2色。販売予定価格は8万5800円(税別)。

02

03

同時に発売される「Moto Z Play」は、CPUやディスプレイのスペックは「Moto Z」よりも若干低いものの、3510mAhの大容量バッテリーを内蔵。1600万画素の背面カメラ、「Moto Z」にはない3.5mmイヤホンジャックも備え、エンタメ性を強化した普及版モデルです。カラバリはブラックとホワイトの2色。販売予定価格は5万3800円(税別)。

04

この2モデルに装着できる注目の「Moto Mods」は、全5アイテムが登場。

装着することで本格的なデジカメに変わるのが「ハッセルブラッドTRUE ZOOM」(2万8800円/税別)。世界中にファンを持つ老舗ブランド「ハッセルブラッド」とのコラボによるモジュールで、1200万画素のセンサー、光学10倍のズームレンズを備えています。

05

高音質で音楽や映画を楽しめるのが「コンサートMods」(1万1800円/税別)。JBLブランドを冠した製品で、スタンド機能も備えています。

06

07

「プロジェクターMods」(3万3800円/税別)は、スマホの画面を最大70インチのスクリーンに投影できる便利なアイテム。自宅で映画などを楽しみたいときはもちろん、仕事のプレゼンなどにも活躍しそうです。

08

09

バッテリーを増量できる「Incipio offGRIDTM パワーパック」は、ワイヤレスチャージ対応モデルが1万800円(税別)、通常モデルが8800円(税別)。背面の“おしゃれカバー”として使える「スタイルキャップ」は、デザイン・材質によって価格が異なり1980〜3480円(税抜)。なお、1枚は同梱されるそうです。

10

どのMoto Modsも、本体に重ねるだけで、マグネットでぴったりと装着できます。

例えば「コンサートMods」を装着すると音楽アプリの起動に導かれるなど、特別な設定は要らず、ユーザーが自然に使いこなせる印象。シャッターボタンを備えた「ハッセルブラッドTRUE ZOOM」の操作感も、実際のデジカメそのものでした。なお、「コンサートMods」と「プロジェクターMods」は専用のバッテリーが内蔵されており、使用時に本体側の電池を消耗する心配はないそうです。

■世界初の「Tango」搭載ファブレット「PHAB2 Pro」も今秋発売

 

レノボから発売される「PHAB2 Pro」は、空間認識技術「Tango」のテクノロジーを搭載した世界初のスマホ。6.4インチ・クアッドHD(2560×1440)の大画面ディスプレイを搭載するモデルなので、「スマホ」と呼ぶよりも「ファブレット」と呼ぶべでしょう。

11

特徴は、背面に搭載された3つのカメラやセンサーで周囲の環境をマッピングし、AR(仮想現実)を利用した多彩なコンテンツを楽しめること。

例えば、購入したい家具を自分の部屋に配置するシミュレーションができたり、3Dゲームを今までの以上の臨場感で楽しめたりできる趣向。Tango対応のコンテンツは「Google Play」からダウンロードできます。

12

ARは、数年前から注目されながらも、いまひとつ普及せず、「ポケモンGO」で久しぶりに楽しんだという人も多いのでは? Tango搭載の「PHAB2 Pro」に触れて驚いたのが、サクサクの操作感。いや〜、ARって着実に進化していたんですね。操作とのタイムラグがほとんどないので、ストレスを感じることなくゲームを楽しめそうです。

13

OSはAndroid 6.0。1.8GHzのオクタコアCPU、4GBのRAMを搭載するなど、スペックもハイエンド。バッテリーも4050mAhと大容量なので、動画などを楽しみたい人も検討の価値がありそうです。オンラインでの直販価格は4万9800円(税別)で、11月下旬より予約販売が開始されます。

14

久しぶりにワクワクする発表会でした。

 


[関連記事]
iPhoneから乗り換える価値アリなSIMフリースマホ5選

3万円台で買える“ほぼハイエンド”SIMフリー機「ZTE BLADE V7 MAX」

1万円台は当たり前!コスパで選ぶSIMフリースマホは「ZTE」


(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください