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auの2017春モデルはスマホ以外も要チェック!

&GP / 2017年1月11日 22時0分

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auの2017春モデルはスマホ以外も要チェック!

au(KDDI)が、2017年の春モデルを発表しました。新たに発表されたスマホは3機種。今季は、6年ぶりに発売するタフネスケータイや、初めて発売するホームルーター、さらに「Qua station」という新しいコンセプトの製品も登場。“スマホだけじゃない!”と言わんばかりの個性派揃いです。では、さっそく注目の春モデルを紹介していきましょう!

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■“洗えるスマホ” など、スマホは3機種

京セラ製の「rafre」は、“洗えるスマホ” の最新モデル。前モデルは泡ハンドソープで洗えることで話題になりましたが、新モデルは泡ボディソープでも洗えて、温水防水にも対応。お風呂の中でも安心して使えることが特徴です。さらに近接センサーを利用して、画面に触れずにブラウザ画面をスクロールしたり、着信した電話に応答できるなど、細かい部分も進化しています。実質負担金は2万円(税抜)で3月上旬発売予定です。

泡ソープで洗えるrafre(ラフレ)。5インチHDディスプレイを搭載 ▲泡ソープで洗えるrafre(ラフレ)。5インチHDディスプレイを搭載

カラバリは3色。持ちやすいラウンドボディも魅力 ▲カラバリは3色。持ちやすいラウンドボディも魅力

 

シャープ製の「AQUOS SERIE mini」は、4.7インチのフルHDディスプレイを搭載するコンパクトモデル。省電力に強いIGZOを採用し、21メガピクセルのカメラ、広角のインカメラにもフラッシュを備えるなど、ハイエンド機と同等の性能を備えています。実質負担金は、新規契約で1万5000円(税抜)で2月上旬発売予定です。

4.7インチのIGZOディスプレイを搭載 ▲4.7インチのIGZOディスプレイを搭載

背面カメラは、F1.9の明るレンズを採用し、リコー・GRシリーズ開発メンバーによる画質認証プログラム「GR certified」を取得 ▲背面カメラは、F1.9の明るレンズを採用し、リコー・GRシリーズ開発メンバーによる画質認証プログラム「GR certified」を取得

 

京セラ製の「miraie f(ミライエ・フォルテ)」は、主に小・中学生を対象とするジュニア向けのスマホ。Androidスマートフォンの基本機能は漏れなく搭載しつつ、年齢に合わせたフィルタリング機能を利用でき、保護者が利用時間なども制限したりできます。ワンタッチで防犯ブザーを鳴らせて、周囲の状況を自動撮影し、位置情報と合わせて保護者に自動送信されるという安全機能も備えています。このモデルから新たに「ココセコム」に対応。別途契約が必要ですが、防犯ブザーが作動するとセコムに通報され、子どもの居場所に駆けつけてくれるサービスも利用できます。実質負担金は6000円(税抜)で1月下旬発売予定です。

4.7インチのHDディスプレイを搭載。保護者が設定できる専用メニューを用意 ▲4.7インチのHDディスプレイを搭載。保護者が設定できる専用メニューを用意

小学生の好みも反映した3色を用意 ▲小学生の好みも反映した3色を用意

「ココセコム」サービスにも対応 ▲「ココセコム」サービスにも対応

 

■MILスペックのタフネスケータイも発売!

田中社長が「今回のイチ推し」とアピールしたのが、京セラ製のタフネスケータイ「TORQUE」。防水・防塵、耐衝撃性能など、MIL(米国国防総省の調達基準)準拠の18項目の耐久試験をクリアしたフィーチャーフォンです。

auがタフネスケータイを発売するのは、2010年に発売した「G’zOne TYPE-X」以来。「TORQUE」はスマホも発売されていますが、片手で操作しやすいケータイのニーズは根強く、G’zOneシリーズを使っている人にとっては、待ってました! の1台になるのではないかと思います。

ボタンは手袋をつけていても操作しやすい ▲ボタンは手袋をつけていても操作しやすい

アウトドアで役立つ「OUTDOOR PORTAL」というアプリがプリインストールされていて、登山などをしている時に役立ちそうな、大音量のブザーや、音声での読み上げ機能も搭載。効果のほどは定かではないものの、“熊鈴”のような音を鳴らすこともできます。実質負担金は約2万円(税抜)で2月下旬発売予定です。

▲スマホ版TORQUEから受け継がれたアプリも内蔵。しかも起動が早い

 

■携帯用・自宅用それぞれのWi-Fiルーターも発売!

Wi-Fiルーターは、どちらもファーウェイ製で、受信最大440MbpsのWiMAX 2+に対応し、4G LTEにも対応しています。

モバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT」は、実質負担金は0円で、2月中旬発売予定。従来のルーターとは一線を画する縦型デザインを採用し、スマホのように片手で操作しやすいことが特徴。Bluetoothでのテザリングにも対応し、Wi-Fi接続時に比べると通信速度は落ちるものの、バッテリー消費を抑えることができることが特徴です。別売のクレードルは有線LANポートを備え、自宅用のルーターとして使うこともできます。

スマホのような感覚でタッチパネルを操作できる ▲スマホのような感覚でタッチパネルを操作できる

据え置き型の「Speed Wi-Fi HOME」(実質負担金0円/2月中旬発売)は、auショップなどで購入して持ち帰り、自宅にコンセントにつなぐだけで、すぐに無線LAN環境を作れることがセールスポイント。2.4G/5GHzのWi-Fi同時利用に対応し、最大40台の同時接続も可能。Wi-Fiの受信アンテナが高性能で、モバイルWi-Fiルーターと比べると、より広い範囲で高速通信ができることが実証済みとのことです。デザインもシンプルでいい感じですよね。

シンプルなデザインで、部屋のインテリアとも合わせやすい ▲シンプルなデザインで、部屋のインテリアとも合わせやすい

背面にUSBと有線LANポートを搭載 ▲背面にUSBと有線LANポートを搭載

 

■自分専用のストレージ「Qua station」に注目!

発表会場で、記者たちから最も注目されていたのが、この白い箱。「Qua station」というデータストレージで、1TBの写真や動画、音楽などを保存できます。Android、iOSの両方に対応し、スマホの内蔵ストレージにたまった写真や動画をバックアップできることはもちろん、パソコンから写真や動画をコピーして外出時にスマホからそれらのデータにアクセスすることも可能。Wi-Fiだけでなく、4G LTEにも対応しているので、自宅に固定回線がなくても利用できます。

写真なら約27万枚、動画なら約130時間を保存可能 ▲写真なら約27万枚、動画なら約130時間を保存可能

「大切なデータをクラウドに保存するのは不安」という人や、たとえばiPhoneの16GBモデルを使っていて、「しょっちゅうデータが満杯になり、新しいアプリをインストールできなくなる」という人にもおすすめです。要するにNAS(ネットワークHDD)ですが、auのスマホやタブレットを使っている人であれば、誰でも簡単に使いこなせるところが魅力と言えるでしょう。

Wi-FiやUSBでスマホやPCと接続可能。SDカードスロットも搭載し、デジカメで撮った写真も取り込める ▲Wi-FiやUSBでスマホやPCと接続可能。SDカードスロットも搭載し、デジカメで撮った写真も取り込める

2月下旬発売予定で、実質負担金は無料になる予定。月額300円(税抜)の基本使用料がかかりますが、「Qua stationおトク割」によって36か月無料。LTEを利用した場合のデータ通信料は、スマホで契約しているデータプランを共有する仕組みです。田中社長いわく「隠れたヒット商品になるのでは」と自信を示していた新アイテム。auユーザーは、使ってみないと損かもしれませんね。

■今年の学割も、かなり攻めています!

発表会では、田中社長が「究極の学割」という新しい学割サービスも発表しました。18歳以下で家族と一緒の新規加入する場合は、月額2980円(税抜)で国内通話と3GBまでのデータ通信が利用でき、さらに「auスマートパスプレミアム」などの有料サービスが年内無料で利用できるという、なかなかお得感のある内容です。25歳以下の学生に適用されるサービスもあるので、該当する人はお見逃しなく!

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>> au

 

(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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