1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

200万円台から買える!趣味や旅が快適になる軽キャンパー6選

&GP / 2017年2月19日 20時0分

写真

200万円台から買える!趣味や旅が快適になる軽キャンパー6選

毎年2月に千葉県の幕張メッセで行われる「ジャパンキャンピングカーショー」。

キャンピングカーは年々注目度が高まっており、今年は展示スペースを拡大。来場者も4日間で7万4259人に達しました。会場には「自分もいつかこんなのに乗りたい」と妄想している人から本気で商談している人まで、いろいろな人がやってきます。

campingcarshow2017_00

しかしキャンピングカーと一口にいってもタイプはさまざま。今回は取り回しのいいサイズ感と手頃な価格が魅力の軽キャンパーを紹介しましょう。

 

■工夫次第で大人も余裕なほど広くなるんです!

軽キャンパーはひとつのスペースで食事をし、テレビを観て、布団を敷いて寝る“お茶の間文化”が凝縮されたような日本ならではのジャンルです。就寝人数は2~4人ですが、室内スペースを考えると夫婦2名、あるいは1名+ペットと割り切ったほうがいいでしょう。また旅の全ての行程を車中で泊まるのではなく、今日は温泉宿に宿泊、明日は釣りで朝が早いからポイントの近所で車中泊というような使い方をすると、長期間でも快適な旅を楽しめるはずです。

ちなみにキャンピングカーには構造要件があり、就寝人数のほか、水道設備や炊事設備のサイズなどが細かく決められています。そのため炊事設備などはあえて簡易型のもので(あるいはつけない)、軽5ナンバー(または4ナンバー)登録にして車内で寝ることに特化した“車中泊車”も人気です。

 

▼BLAZE「NEXT CAMPER premium Kit」

campingcarshow2017_01

軽1BOXの荷室スペースにキャビネットやコンパクトシングを取り付けられるキット。キャビネットは木目のほか、オプションでレザーを選ぶこともできます。大がかりな改造を施さなくても豪華な雰囲気を楽しめます。

campingcarshow2017_02

シンクは回転式。移動時はコンパクトでも料理などをしたいときは車体の外側に広げることでスペースを確保できます。シンクのシャワーは1.5mの伸縮式なので、体を洗い流すこともできます! しかもこのキットには最大出力2000Wのインバーター、走行充電装置、4個のAC100Vコンセントがついています。コンパクトな移動事務所としても活用できそうです。

campingcarshow2017_03 ▲価格:69万8000円(税抜) ※別途車両代が必要

室内にはベッドマットが敷けるので車中泊も可能ですが、せっかくならオプションのポップアップテント(47万8000円)をつけて、快適なアウトドアライフを楽しみたいですね。普段使いでの利便性とアウトドアでの快適性を両立させたい人にオススメ!

>> NEXT CAMPER

 

▼フィールドライフ「Balocco」

campingcarshow2017_04

ダイハツハイゼットトラックの荷台を居住スペースに架装した、ラグジュアリーな軽キャンパーがBalocco(バロッコ)です。ボディには大型モーターホームと変わらない高性能断熱パネル“Hydro Vac”を使用。断熱材はボディだけでなくフロアにも使用されているので、オールシーズン、快適なキャンピングカーライフを楽しめます。

campingcarshow2017_05

ベースになっているハイゼットトラックの定員は2名ですが、Baloccoは最後部のソファにシートベルトが設けてあるので乗車定員が4人に。就寝時はソファをスライドさせて2名分のベッドを作り、さらにポップアップルーフに2名寝られるので、4人旅でもキャンピングカーライフを楽しめるという優れもの。

campingcarshow2017_06 ▲参考価格:368万5600円 ※諸費用等別途

リビングスペースに最大限の空間を使用していますが、収納もきちんと備わります。そしてオプションのサイドタープを活用して空間を外にまで広げることができる。冒頭で「軽キャンパーはお茶の間文化」と書きましたが、これは“小さなグランピング仕様”と言えるかもしれません。

>> フィールドライフ販売

 

▼MYSミスティック「J-cabin Mini W」

campingcarshow2017_07

キャンピングカーはボディ後方をカットして架装したり後部座席や荷室スペースにいろいろな装備を載せていく作り方が一般的。でもJ-cabin Mini Wはあらかじめ作った部屋を荷台に“載せる”軽キャンパーです。荷台に載せるからベース車は軽トラならなんでもよく、また使わないときは部屋を荷台から下ろし、普通の軽トラとして利用できます。部屋はあくまで“荷物”なので、ナンバープレートは4ナンバー(軽貨物)に。

campingcarshow2017_08

おもしろいのは居住スペース。荷物なので全長より10%はみ出すことができること(「道交法施行令第22条第4号イ」で許容されています)。つまり僅かですが居住スペースを広く使えるのです。

campingcarshow2017_09 ▲参考価格:323万0554円 ※諸費用等別途

インテリアはウッドデザインを多用し落ち着いた雰囲気に。バンクベッド部はベッドをスライドさせて軽サイズながら大人2名が寝られるようになります。リビング部分を片づけなくても就寝スペースを作れるというのは、かなり便利かも!

>> MYSミスティック

 

▼MYSミスティック「Registro」

campingcarshow2017_10

J-cabin Mini Wと同じMYSミスティックの軽キャンパーですが、こちらはボディ後方を完全に架装したキャブコンタイプ。上の写真を見ると分かるように、全幅を1770mmまで拡大しているため、ベースは軽自動車ですが、白ナンバーのキャンピングカー登録になります。

ハイエース、あるいはトラックのカムロードを架装したキャブコンだと車幅があり過ぎて怖いという人も多いはず。でもこれは日産ジューク(1765mm)やトヨタC-HR(1795mm)などのコンパクトSUVとほぼ同じ幅なので、運転に自信がない人でも安心して乗れそうです。

campingcarshow2017_11 ▲参考価格:339万8489円 ※諸費用等別途

J-cabin Mini W同様、スライド式のバンクベッドが備わるほか、ソファ部分もベッドにできるので、就寝人数は大人2人+子供2~3人。ファミリーキャンプにも対応できますね。

>> MYSミスティック

 

▼AUTOONE「Turerunder(つれるんだー)」

campingcarshow2017_12

釣りに的を絞り、さまざまな装備を盛り込んだ車中泊モデル。ベース車はスズキエブリイターボの4WDで、インチアップを施し悪路でも躊躇なく入っていけるようにしてあります。

campingcarshow2017_13

最大就寝人数は2人ですが、釣り道具をたくさん積む人だと寝るのは一人しか難しいかもしれません。でも天井にロッドを収納できたり、濡れたものをかけておけるスペースを設けたりと、釣好きに嬉しい装備が充実。

campingcarshow2017_14 ▲参考価格:284万7800円 ※諸費用等別途

ルーフにはカヌーやボートを載せられるので、湖での釣りや海での釣りにも対応できます。軽自動車はスペースが限られいるので豪華さなどでは大型のキャンピングカーに敵いません。でも目的を割り切れば、かなり便利なキャンピング仕様車ができるのですね。

>> AUTO ONE

 

▼バンショップミカミ「テントむし」

campingcarshow2017_15

軽自動車ならではのコンパクトさを生かしながら快適性も高める。この難しいテーマに挑戦しているのがテントむしです。ポップアップルーフが平らな作りになっているので、格納したときの全高が1980mm。快適性を追求したモデルは全高が2500mm近くあるものも珍しくないため、この設計はかなり優れもの!

campingcarshow2017_16

インテリアは写真のように後部座席が横向きになるSタイプと、前向きになるFタイプから選べます。ファミリーだと前向きがベストですが、1人で使うなら後ろはリビングと割り切って横向きを選びたいところ。ソファ下は収納スペースになっています。後ろのソファは跳ねあげて荷室スペースにすることも可能です。

campingcarshow2017_17 ▲参考価格:348万2000円 ※諸費用等別途

ポップアップルーフ部は1830mm×1100mm。リビングスペースはソファをベッドに展開できます。気分によって寝る場所を変えたりするのも、長旅の楽しみにできそうです。

>> バンショップミカミ

 

スペースが限られる軽キャンパーですが、ビルダーのアイデアと技術で快適に過ごせるモデルはたくさんあります。しかもこのサイズならキャンプ場や釣り場などへの細いアプローチも怖くありません。日本にピッタリな軽キャンパーで、いつものキャンプとは違うアウトドアライフを楽しんでみませんか?

 

(取材・文/高橋 満<BRIDGE MAN>)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください