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美味しんぼ第3巻に登場する土鍋の力を感じよう!京都・二条の「大市(だいいち)」

GOTRIP! / 2014年11月23日 11時53分

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「美味しんぼ」と言えば、東西新聞文化部社員、山岡士郎と栗田ゆう子を主人公に、食をテーマとして毎回様々なストーリーが展開されるグルメ漫画。

実は作中には様々な実在するお店も紹介されており、グルメファンとしては見逃せない漫画のひとつとなっている。

今回はその美味しんぼの第3巻に実際に登場する、まさに「土鍋の力」を強烈に感じられるお店をご紹介したい。そのお店の名前は「大市(だいいち)」

実は、こちらのお店はスッポン鍋の専門店。スッポン鍋は通称「まる鍋」といわれ、スッポンと野菜だけを材料としたシンプルな鍋で、京都を中心とした関西方面の伝統的な鍋料理である。

こちらのお店は元禄年間(江戸中期)に初代が創業してから、約330年もの間、すっぽん一筋で17代も続いている老舗中の老舗。庶民にはあまり一般的ではない食材であるスッポンでこれだけの年月を経ても営業していることから、その味は絶品中の絶品である事が想像できる。

老舗中の老舗であるがゆえ、日々調理されるスッポンのダシをたっぷりと吸い込んだ年代物の土鍋が存在しており、美味しんぼ第3巻ではその土鍋が活躍するという内容が掲載されている。

しかしながら、このお店のスッポン鍋のウマさは、その日々の研鑽によって研ぎすまされ、鍛えられた土鍋をつかっている、というだけではない。

素晴らしい土鍋に加え、コークスによって2000度に近い高温で一気に鍋を炊き上げるという独特の調理法によって、「大市」独自の深い味わいが作られ、他では絶対に味わう事の出来ない「まる鍋」として数々の食通を唸らせているのだ。

もちろん美味しんぼの作中でも紹介されているが、これだけの高熱で炊き上げられても壊れない土鍋は非常に少ない。土鍋を扱う人間と選ばれた土鍋だけが、こちらの「まる鍋」としての料理を成立させているのだ。

紅葉もピークを迎え、寒さが一段増ましてくる昨今。老舗の歴史と伝統、そしてたゆまぬ努力と日々の研鑽が産み出した土鍋とその土鍋をつかった「まる鍋」を味わってみてはいかがだろうか。

きっと単なる味の素晴らしさだけでなく、その積み重ねられた時間すらも味わう事ができるに違いない。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

お店 大市 (だいいち)
住所 京都府京都市上京区六番町364
営業時間 12:00~14:00/17:00~21:00
定休日 火曜日

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