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12月でも遅くない。鎌倉へ鮮やかな紅葉を観に行こう

IGNITE / 2016年12月10日 7時0分

写真

紅葉と言えばだいたい11月に楽しむものだが、海からの暖かい風が入ってくるのか鎌倉は若干遅めである。

もちろん年によって変動はあるものの、11月中旬から12月中旬まで楽しめるのだ。

代表的な紅葉の名所を挙げてみよう。

北鎌倉だとやはり円覚寺(えんがくじ)と建長寺であり、多くの観光客で賑わう。その北鎌倉から大仏か銭洗弁天方面へのハイキングコースの途中として、源氏山公園の紅葉も有名だ。

鶴岡八幡宮の東側に位置する鎌倉宮や瑞泉寺(ずいせんじ)は、やや中心部から外れるので静かに楽しめるスポットである。

そして大仏や長谷寺周辺も名所が多い。

鎌倉の美しい紅葉の中でも、今回紹介したいのが「明月院(めいげついん)」である。

明月院と言うと、5~6月にかけて紫陽花の名所として「あじさい寺」の名で親しまれるが、実は紅葉の名所でもあるのだ。

「紫陽花が咲いていないと、寂しい寺なのではないか」という心配はご無用。

境内に入ると、空いっぱいに広がる赤と黄が出迎えてくれる。特に日差しを浴びて葉が輝く美しさは、何とも言葉に表現しがたい。

紅葉の足元には竜胆も咲いていたりして、秋には秋の花を楽しませてくれるのだ。

方丈の手前に立ち、初夏には花菖蒲が見られる円窓をのぞくと、暗い室内に対して紅葉の赤が光に映える。

まるで丸く描かれた一幅の絵のようであり、日本の美意識に感嘆してしまう。誰もが足を止める、明月院の名所中の名所だ。

この時期は方丈の奥の庭園も公開されているので、そちらに立ち寄るのも良い。

派手な色が少ない鎌倉の神社や寺。

花の時期も素晴らしいが、赤と黄に染まった空の美しさも堪能できる秋もお勧めだ。

(田原昌)

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