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【海外発!Breaking News】バリ島の路上で保護されたハイエナのような犬、今では被毛がフサフサに(カナダ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年6月2日 13時32分

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インドネシアのバリ島で犬の保護活動を続けている団体が、皮膚に問題を抱えたハイエナのような姿をした野良犬を保護した。この犬は新しい家族が見つかり、今では見違えるほど被毛がフサフサになったという。動物専門ネットメディア『The Dodo』などが伝えている。

インドネシアのバリ島にある動物保護団体「Mission Paws’ible」で、2020年の夏頃にある犬が保護された。皮膚に問題を抱えていたこの犬は、“ヒラリー(Hilary)”と名付けられた。『The Dodo』は、ヒラリーが新しい家族を見つけて幸せになるまでのストーリーを今年の5月26日に紹介し、注目を集めている。

同動物保護団体の創設者であるプルー・バーバーさん(Prue Barber)は当時、車で裏通りを走行していた時にヒラリーを見つけたという。ヒラリーは皮膚に問題を抱えており、頭と背中にだけ被毛が生えていてハイエナのように見えたそうだ。プルーさんは周囲の人々にヒラリーについて尋ねたが、飼い主を知る人は誰もおらず、飼い主がいないと判断して保護することにした。

やせ細ったヒラリーはほとんど被毛がない状態だったが、その健康状態についてプルーさんは「これまでに保護した500匹以上の野良犬と比べるとかなり良い方だった」と話している。その後、プルーさんはヒラリーの被毛の成長を促すため特別なシャンプーで洗い、毎日のようにヒーリングオイルで体をマッサージしてあげたそうだ。



そして2か月が経った頃、ヒラリーの被毛が徐々に生え、回復の兆しが見えてきたことから、同動物保護団体はヒラリーの新しい家族を見つけることにした。その結果、ヒラリーはカナダのブリティッシュコロンビア州に住むジャンシス・オマラさん(Jancis O’Mara)一家に引き取られることが決まった。

ヒラリーの飼い主になったジャンシスさんは、パンデミックの最中に飼っていた犬を亡くして悲しみに暮れていたそうだ。ジャンシスさんは『The Dodo』のインタビューに応じ、次のように語っている。

「悲しみから立ち直るには、犬を飼うしかないと思ったのです。数か月間は毎日のように犬を探していましたが、娘の友人を通じて『Mission Paws’ible』のことを知り、ヒラリーについてプルーさんに相談したのです。ヒラリーはかなり面白い姿をしていましたが、とても可愛い犬だと感じました。」

ジャンシスさん一家は2020年10月31日にバリ島からヒラリーを迎え入れ、“ティリー(Tilly)”と改名してたっぷりと愛情を注いだ。その後、ティリーの被毛は見違えるほどフサフサになった。

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