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テックビューロ株式会社がNTVPより1億円の資金調達を実施し、手数料ゼロのビットコイン取引所『Zaif Exchange』を開設

PR TIMES / 2015年3月5日 11時6分

1億円の資金調達により日本初のbitcoin取引所etwingsを買収し大幅にサービス強化

暗号通貨サービスのスタートアップであるテックビューロ株式会社(代表:朝山貴生)は、この度、独立系VCの日本テクノロジーベンチャーパートナーズCC投資事業組合(代表:村口和孝、略称NTVP)を引受先とする総額1億円の第三者割り当て増資を実施し、ビットコインとモナーコインを取り扱う手数料ゼロの暗号通貨取引所『Zaif Exchange(ザイフ・エクスチェンジ)』をリリースいたしました。



2015年3月5日
報道関係者各位

暗号通貨サービスのスタートアップであるテックビューロ株式会社(代表:朝山貴生)は、この度、独立系VCの日本テクノロジーベンチャーパートナーズCC投資事業組合(代表:村口和孝、略称NTVP)を引受先とする総額1億円の第三者割り当て増資を実施し、ビットコインとモナーコインを取り扱う手数料ゼロの暗号通貨取引所『Zaif Exchange(ザイフ・エクスチェンジ)』をリリースいたしました。

■1億円の資金調達

テックビューロ株式会社(代表:朝山貴生)は、日本テクノロジーベンチャーパートナーズCC投資事業組合(代表:村口和孝、略称NTVP)を引受先とする総額1億円の第三者割り当て増資を実施致しました。

NTVP代表の村口和孝氏は「十五年以上前から大きな地殻変化が起こるだろうと思っていた領域だが、暗号通貨が21世紀の通貨革命としての歴史的な役割を果たすことの重要性は明らかだ。今回投資したテックビューロは、暗号通貨に関する技術力サービス力が国際的で、グローバルな暗号通貨サービス領域で重要な役割を果たすことが出来る有力な一社と判断し投資し、『Zaif Exchange (ザイフ・エクスチェンジ)』のサービス立上げを支援することにした。今後追加投資もする」と述べています。

テックビューロ株式会社は、今回の資金調達により人員を増強し、暗号通貨に関するサービスの開発体制強化を行います。

■暗号通貨取引所『Zaif Exchange』の開設

テックビューロ株式会社は、買収したetwings(2014年4月2日に開設された日本初のBitcoin取引所)のリブランドにあたり、セキュリティー対策改善とシステムの大幅な強化を実施し、取引手数料を無料にした上で、本日より新たに『Zaif Exchange』としてリリースいたしました。

[画像1: http://prtimes.jp/i/12906/1/resize/d12906-1-549881-0.jpg ]

また『Zaif Exchange』ではBitcoinに加え、日本国外でも継続的に取引されている日本国産の暗号通貨Monaoin(モナーコイン)も取り扱います。

『Zaif Exchange』: http://zaif.jp/

テックビューロ株式会社代表の朝山貴生氏は「日本が暗号通貨の分野で数年以上出遅れている中、欧米諸国では既にブロックチェーン技術を用いたBitcoin 2.0と呼ばれるオープンな株式市場やコントラクトプラットフォームが確立しつつある。Bitcoin黎明期を体験する機会を逃した日本は、このままでは需要の高い新興国に比べても同分野で後れを取る可能性がある。『Zaif』ブランドでは、まずは日本国内に特化し、最先端のセキュリティ技術を導入しつつも限りなく敷居を下げた暗号通貨関連サービスを開発し、暗号通貨黎明期を加速的に体験する場を提供することによって世界水準に追いつきたい。結果的にそのことがBitcoinの正しい姿を日本に広め、Bitcoinの普及を加速することにつながると考えている」と述べています。

■日本におけるBitcoinの背景

Bitcoinは、暗号通貨のパイオニアとして世界的にはその利用が大規模に拡大しています。それを活用した金融サービスが世界各国で提供開始され、次世代金融プラットフォームとして注目される中、DellやExpediaなどの大手企業が決済手段として採用するなど、ますます発展の兆しを見せております。

しかし日本社会では、取引所のひとつであったMt. Gox社の破綻ということがきっかけでその名が広まり、昨今の報道でもBitcoin自体にネガティブなイメージがつきまといがちです。

日本でBitcoinを始めとする暗号通貨が普及していない理由としては、その一部に広まったネガティブなイメージだけでなく、欧米のような個人間国際送金の需要の不足、暗号通貨資産保有者の不存在による消費意欲の不足、そして日本経済の暗号通貨分野への出遅れなどが上げられます。

特に、欧米では保有Bitcoinの資産価値が1,000倍以上になるなど、多くの初期賛同者や投資家に多大な資産価値の増加をもたらしました。しかし、日本でBitcoinが大々的に取り上げられたのは2014年で有り、ほとんどの日本人ユーザーがその恩恵を受けておりません。

そう言った理由から、日本国内でのBitcoinの所有意欲や消費意欲が低く、それが一般層にBitcoin関連サービスの普及が進まない大きな障害となっていると考えられます。

■モナーコインの取り扱いについて

『Zaif Exchange』ではBitcoinに加え、国外でも取引がされている日本国産の暗号通貨モナーコインの取引も取り扱います。

モナーコインは、Bitcoin以降に作られた無数の暗号通貨(Altcoinと呼ばれる)のうち、日本で生まれたものの一つです。他にも日本国産の暗号通貨はいくつか存在しますが、海外の取引所でも継続的に取り扱われ、1億円以上の時価総額(3月2日現在約2億円)を持つものはモナーコインのみです。

暗号通貨の特性上、一定の規模以上にならなければ取引の信頼性が保てません。モナーコインは採掘者のシェアという面からは安定が完全に保全されているとは言い切れませんが、既にユーザー間で一定量の取引がされている他、国外でも積極的に採掘と取引がされており、2015年に入ってからもその価値が堅実に成長しています。今後も流通の増加や価値の向上など更なる成長が見込まれます。

『Zaif』では、そのモナーコインが今後たどるプロセスが、過去のBitcoin黎明期の成長フェイズを日本人ユーザーに体験して頂ける良い機会であると考え、それが世界で最も流通しているBitcoinの日本での普及につながると考えています。

モナーコイン以外の国産暗号通貨については現在の所すぐに取り扱う予定はありませんが、その信頼性や採掘難易度を定期的にモニターし、取り扱いを検討していきたいと考えております。

■『Zaif』について

『Zaif』は、テックビューロ株式会社が取り扱うBitcoin、暗号通貨関連サービスの総合ブランド名です。皆様の「財布’(財布ダッシュ)」、「第二の財布」となりたいという思いから名付けました。
[画像2: http://prtimes.jp/i/12906/1/resize/d12906-1-768980-2.jpg ]

2014年7月に、同社ラボ内にてテスト運用されたBitcoinウォレットサービス『Zaif』として生まれ、3日間で3,000人以上のユーザーを集めましたが、この度そのロゴも新たに、全く新しい暗号通貨取引所サービスとして生まれ変わりました。

■『Zaif』のビジョンとミッション

『Zaif』のビジョンは、最先端のセキュリティ技術を導入しながらも、日本で最も簡単にそして安全に、Bitcoinやモナーコイン、その他の暗号通貨がグローバルに取り扱えるサービスとなることです。

そのミッションとして、日本での暗号通貨に関する正しい安全性や利便性のイメージ定着とその流通の拡大、普及に尽力して参ります。

それらの達成のため、『Zaif』ではまずユーザーの取引手数料を無料といたしました。

■『Zaif Exchange』について

『Zaif Exchange』は、日本円と暗号通貨(Bitcoin及びMonacoin)が売買できる手数料ゼロの取引所サービスです。日本円を入金するとそれら暗号通貨との取引が行えるほか、暗号通貨と日本円での両方で引き出しが可能です。

URL: http://zaif.jp/

■『Zaif Exchange』のサービスとセキュリティ強化について

『Zaif』では、買収した旧etwingsのサービスを、システム許容量、セキュリティ、そして運営の面から大幅に強化いたしました。

1.預かり暗号通貨管理の強化

お客様からお預かりした暗号通貨残高のうち、流動しないものについてはシステム内からは完全に隔離された状態で複数箇所に分けてオフライン保管(Cold Storage)され、その再移動には権限を持った複数管理者の電子署名(Multi-Signature)が複数段階に渡り必要となる内部統制制度を導入致しました。

2.ユーザー情報やバックアップデータ管理の強化

ユーザー情報やバックアップデータについても、その移行や読み出し、復元にも権限を持った複数管理者の電子署名(Multi-Signature)が複数段階に渡り必要となりました。

3.システムインフラの堅牢性強化

サービスリニューアルにおいて、1秒当たりの取引キャパシティが10倍以上に増強されました。また、取引所システムを複数層に渡って外部から遮断し、内部への侵入が実質的に不可能なシステムセキュリティ環境を構築いたしました。

4.お客様預かり金の分離

経営資金と、お客様からの預かり金を完全に分離して管理しております。その預かり金が会社の運営に使用されることはありません。

5.リスク管理やセキュリティ対策の強化

開発チームには、シリコンバレーで金融サービス開発に携わっていた人材が採用され、欧米型の数理モデルによる不正検知が導入するほか、日本の金融事情に特化した不正対策も施し、国際的なAML(Anti-Money Lanundering=マネーロンダリング対策)や、KYC(顧客確認)基準にも積極的に対応して参ります。

■今後の展開について

『Zaif』ブランドとして、本日公開した取引所の他、誰にでも使いやすいウォレットサービス、決済サービスなどを順次公開する予定です。

また、サービスのスマートフォン対応も積極的に行って参ります。

■テックビューロ株式会社について

テックビューロ株式会社は、2014年6月に先端技術を研究開発するラボ企業として設立されました。それ以降、肉眼からは見えずにスマートフォンカメラから見える印刷技術「クローク・コード」などを開発し、企業にライセンス供与を行っておりました。それに加え、今回の増資においてBitcoinを始めとする暗号通貨関連サービスの開発と提供を開始致しました。

また、Bitcoinに関連する金融サービス(Fintech)開発のため、代表朝山がシリコンバレーにて提供していたクレジットカード決済サービスを開発していた技術者チームに新しいエンジニアを加え、サービスの高い水準での開発と、国際的な展開を積極的に進めます。

【会社概要】

テックビューロ株式会社:
大阪府大阪市西区西本町1-4-1オリックス本町ビル4F
06-6533-2230
代表者名:朝山 貴生
URL: http://techbureau.jp/

■日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)について

時代のフロンティア分野のスタートアップ創業期に投資する日本の独立系ベンチャーキャピタル。DeNA、インフォテリア、ウォーターダイレクト、ジャパンケーブルキャストなどへの投資で知られています。起業体験プログラムの全国的な実施など、教育分野での社会貢献活動にも積極的です。
代表者名:村口 和孝

URL: http://ntvp.com/

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