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新刊案内「リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2016 ~ 原材料、設計・製造、工程機器とコスト構成 ~」 発行:(株)シーエムシー・リサーチ

PR TIMES / 2016年9月26日 17時7分

リチウムイオン電池における、原材料、設計・評価技術、製造工程、コスト、さらには新たな開発動向と諸課題に関する、2016年時点の集大成

先端技術やその市場動向に関するレポート発行やセミナー開催を行う(株)シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区神田錦町、http://cmcre.com/)では、「リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2016」を2016年8月26日に発行いたしました。リチウムイオン電池に関する原材料、設計・評価技術、製造工程、コスト、さらには新たな開発動向と諸課題に関する、2016年時点の集大成です。
書籍の定価は本体 120,000円+消費税で、付録のCDは別売(25,000円+消費税)となっております。なお、弊社メルマガにご登録いただくと10%引きとなる割引もございます。書籍目次の詳細や販売については弊社サイト(http://cmcre.com/archives/20594/)をご覧ください。



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 本レポートは、リチウムイオン電池における、原材料、設計・評価技術、製造工程、コスト、さらには新たな開発動向と諸課題に関して、2016年時点の集大成として以下のポイントをまとめたものです。なお、調査・執筆を担当いたしましたのは、長年にわたりリチウムイオン電池の開発や調査に携わっておられ、弊社のリチウムイオン電池関連のセミナーでたびたび講師もお願いいたしております、菅原 秀一 氏 泉化研(株) 代表(元クレハ、三井物産、ENAX)です。

・電池コストは20,000円/kWhを分岐点として、さらなる拡大のためには10,000円/kWh以下のレベルが求められている。2016年時点ではEVなど大型用途の市場が急拡大しつつあるが、コストダウンのためには製造工程の合理化・統合と、化学系原材料の安定供給が急務である。
・ 本書にはかなり技術ノウハウ的な内容も含まれる。リチウムイオン電池の生産がグローバル化し、創始者のSONY(株)が事業自体から撤退(2016/07)した現在、これまでの技術を一旦開放し、組み直しがあってしかるべきとの問題意識でまとめた。
・ 本レポートの記述には二次電池工学的な解説も多く含まれている。リチウムイオン電池は化学電池として、異業種の連系で成り立っているため、業種間の技術情報の共有との意味で、解説的な内容をも含めた。

 本書でまとめた内容が、リチウムイオン電池の製造工程とコストを巡る課題の理解と改善に何らかのお役にたてれば幸いです。

■ 書 名:リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術 2016
     ~ 原材料、設計・製造、工程機器とコスト構成 ~
■ 発 刊:2016年8月26日
■ 定 価:本体 120,000円+消費税
※付属CD(別売)25,000円+消費税
* メルマガ登録者:本体 108,000円+消費税
※付属CD(別売)22,500円+消費税
■ 体 裁:A4判 並製 556頁
■ 調査・執筆: 菅原秀一
■ 企画・編集:(株)シーエムシー・リサーチ

◇ 2016年の到達点でのリチウムイオン電池の製造プロセスとコストを総合分析!
◇ リチウムイオン電池の原材料、設計と製造、工程機器とコスト構成を詳述!
◇ リチウムイオン電池20,000円/kWhからコスト半減への道筋と展望!

≪各章のポイント≫
● 第1章「リチウムイオン電池と特性」の内容
 リチウムイオン電池(セル)の製造と関連の深い、基本設計、特性と用途、構造や規格の問題を解説した。これらの事項は多くの技術内容を含んでおり、日々進歩の過程にある。また安全性(リスクとハザード)はリチウムイオン電池の、古くて新しい問題であり課題も多い。

● 第2章「電池材料・部材と性能レベル」の内容
 リチウムイオン電池の製造において使用される材料と部材は、種類や内容も多岐にわたる。製造工程と関連付けて説明したいが、煩雑になるためここで原材料と部材だけを分離して解説した。
 なお、導電剤やバインダー溶液などは、重複になるが製造工程の中でも解説をした。

● 第3章「設計・製造工程と機器」の内容
 リチウムイオン電池は内部構造が複雑で、使用される原材料の種類も多く、工程のステップも長い。ここでは製造工程の全体の流れを概説すると共に、個々の製造機器について詳述した。
 また、工場原価を試算する際に設定したモデルを例に、工程、機器の種類を示してそれぞれが何をしているかの流れを説明した。

● 第4章「電池製造(前・中工程)」の内容
 リチウムイオン電池の製造工程の前工程、中工程を解説した。前工程は粉体配合とスラリー調整、中工程は塗工・乾燥と電極板加工などである。それぞれの工程で原材料が逐次投入され、各種の設備機器で加工・処理されている。

● 第5章「電池製造(後工程)」の内容
 リチウムイオン電池の製造工程の後工程を解説した。前中工程と大きく異なりクリーンでドライな環境であり、ここで初めて化学材料の集合体であったものが“電池”として命を吹き込まれる。同時に、特性検査(充放電特性)によって、これまでの工程の“最後の審判”が下されることにもなる。

● 第6章「電池のコスト」の内容
 高性能のリチウムイオン電池をより低コストで生産することは、需要拡大への道を進める上での重要なステップである。利便性で買われているスマートフォンなど小型用途では、高くても(むしろ問題にされないが、EVや系統連系蓄電などの大型用途は、トータルのエネルギーコストの中での、電池コスト=畜電コストの一部と見て、容赦のない評価がされる。現状の電池コストについて解説した。

● 第7章「ポストリチウムイオン電池」の内容
 電池のニーズのあるEVないしPHVが、今後さらに普及することは確かである。その鍵となるのは、より比容量・kWh/kg(L)の高い電池の低コストの生産である。ポストリチウムイオン電池開発まで一気に行くか否かはともかく、シーズとしての高性能正・負極材の開発と実用化が急テンポで進められている。一方、高性能原材料を活かした電池製造は、電気化学的なセル設計を始めとして、かなりの困難が予想される。

 書籍の目次、詳細は以下のURLで紹介しておりますので、ご確認いただだけると幸いです。
http://cmcre.com/archives/20594/
                                    以上

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