利用金額の一部を防災対策に寄付～名古屋市とイオン株式会社との「包括連携協定」について～

名古屋市とイオン株式会社は、市民生活の幅広い分野において「地域の活性化や、市民サービスの向上に向けた協働の取り組み」を実施することを目的として、「包括連携協定」を締結いたします。

具体的には、地域防災力の向上のほか、子どもや若者の支援、イオン店舗での名古屋めしや観光のＰＲなど、幅広い分野において、それぞれの持つ資源を有効に活用しながら、協力して事業を展開してまいります。

協定に基づく取り組みの第１弾として、イオンは名古屋市の防災・減災啓発キャラクター「ジィジョ」をデザインに使用した「防災・減災都市なごやＷＡＯＮ」を発行します。全国のＷＡＯＮ加盟店で「防災・減災都市なごやＷＡＯＮ」を使用してお支払いされた金額の一部をイオンが「消防・防災事業寄附金」として名古屋市に寄付し、名古屋市が災害に強いまちづくりに役立てていきます。防災対策を目的としたカードの発行は全国初の事例です。そのほかに、港区におけるイオン３店舗合同の津波避難訓練の実施などを予定しております。


【協定の概要】

１．協定の名称

名古屋市とイオン株式会社との包括連携協定

２．締結の目的

名古屋市とイオン株式会社が相互に緊密に連携することにより、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、地域の一層の活性化及び市民サービスの向上に資すること。

３．連携内容・連携事項
「名古屋市総合計画2018」の重点戦略※をもとに、双方が協議の上定めた次の事項について連携して取り組む。
（１）子ども・学生・青少年育成に関すること
（２）地域の安心・安全や防災に関すること
（３）文化・観光・地域振興に関すること
（４）高齢者福祉・障害者福祉・健康増進・食育に関すること
（５）地産地消に関すること
（６）環境保全に関すること
（７）ＩＣカード等の活用に関すること

※「名古屋市総合計画2018」における重点戦略
・子育て世代に選ばれるまちをつくるとともに、地域の活力を高めます
・市民・企業・行政の総力で大規模災害へ備えます
・国際的な都市間競争を勝ち抜く、大きく強い名古屋をつくります

【参考】
・ご当地ＷＡＯＮカードのうち、防災対策に役立てる目的で発行するものは全国初となります。

・今回発行される「防災・減災都市なごやＷＡＯＮ」は、名古屋市のご当地ＷＡＯＮカードとしては「名古屋城ＷＡＯＮ」に次ぐ２枚目で、２枚目のＷＡＯＮカード発行は政令指定都市で初事例となります。

・今回の協定は、名古屋市が企業と締結する包括的な協定としては２例目、イオン株式会社が自治体と締結する包括的な協定としては70例目です。

【「防災・減災都市なごやＷＡＯＮ」の概要】


・販売日：２０１４年１０月１８日（土）

・販売場所：
　愛知県、三重県、岐阜県、静岡県、長野県のイオン７０店舗、名古屋市内および近隣の
　マックスバリュ３３店舗で販売を開始し、その後、順次全国のイオンで販売します。

・カード販売目標：初年度３万枚

・発行手数料：１枚３００円（税込み）

・チャージ可能金額：上限５万円（１回あたりのチャージ金額は２万９,０００円）

【ＷＡＯＮの概要】

・累計発行枚数：約４,４２０万枚（２０１４年９月末現在）

・年間利用件数：約９億件（２０１３年度）

・年間利用金額：約１兆５,８００億円（２０１３年度）

・平均利用単価：約１,７５０円（２０１３年度）

・利用可能箇所：約１９万２,０００箇所（２０１４年９月末現在）
　 ※うち自販機・宅配便ドライバー端末　約１１万９,０００箇所

以上

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