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<オマール・ナルバエス・井上尚弥>2R、猛ラッシュでKO勝利の井上尚弥

伝説王者、井上の強さに脱帽 パンチ力評価「大きな未来待っている」- スポニチアネックス(2014年12月31日06時11分)

 ◇WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦 同級8位・井上尚弥 VS 王者・オマール・ナルバエス(2014年12月30日 東京体育館)

 防衛回数計27回を誇る伝説の王者ナルバエスも、井上の強さに脱帽するしかなかった。KO負け後は勝利者インタビューまでリング上で見届けややよろめいた足取りで控室へ。新王者の印象について「1ラウンド目からパンチ力に驚いた。本当に強かった。もっと上の階級のパンチ力だった」と称えた。

 来日後の公開練習後に「完璧に仕上げてきた。12回全てでポイントを上回って勝つ」と予告していた通り、43勝中20勝が判定だった前王者はスローな展開に持ち込む計画だったが「1発目から効いた」。結局、終始井上に試合のペースを握られ、1回に2度、2回に2度のダウンを奪われ陥落。最後は左ボディーで沈み「気力ではなく体が限界だった」と話した。

 過去46戦のうち、唯一の敗戦相手が世界5階級制覇王者のドネア(フィリピン)だったナルバエス。井上とドネアの比較を求められると「ドネア戦(11年10月、12回判定負け)では一度も効いたパンチをもらっていない」とキッパリと話した。2人は犬猿の仲で知られるだけに、やや過大評価の可能性もあるが、39歳の大ベテランをうならせた井上の力が本物であることは疑いようがない。

 「私を負かし、驚かせた。彼はまだ21歳。大きな未来が待っている」と最後まで絶賛し続けたナルバエス。ベルト、そして「伝説」の称号も井上に引き継がれていくことを予告して、静かに会場を去った。


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