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日本初公開! 世界最小と言われるシカ「プーズー」のかわいさを確かめてきた

Woman.excite / 2016年12月5日 15時0分

写真


12月4日、埼玉県東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」で、シカ科の中で世界一小さいといわれる「プーズー」が日本初公開。「あまりに小さく、かわいすぎるシカだ」という噂を聞きつけて、公開初日に会いに行ってきました!




プーズーは、大人になっても体長80cm、体高30~40cm、体重9~10kg程度。チリやアルゼンチンの一部に生息していて、準絶滅危惧種に指定されている希少動物です。商取引が禁止されていますが、今回は学術目的ということで特別に許可を得て、以前から交流のあるチリ共和国サンチアゴ・メトロポリタン公園から寄贈を受けたのだとか。




一般公開前に行われた記念式典には、駐日チリ共和国臨時代理大使のフェリペ・ディアスさんや埼玉県副知事の岩崎康夫さんらが出席。公開されるプーズー4頭の命名式も行われ、オス2頭は「サイ(Sai)」「リオ(Rio)」、メス2頭は「ピナ(Pina)」「スミレ(Sumire)」と名付けられたことが発表されました。




式典会場からプーズー舎までは、園内循環バス「彩ポッポ」で移動。かわいらしい「プーズー号」です♪






テープカットを終えたら、いよいよ「プーズー」とご対面! クリクリとしたつぶらな瞳がなんとも愛らしい「プーズー」たちがお出迎えです。奈良で見るシカとは見た目も迫力も全く異なり、実写版ディズニーの『バンビ』のようなかわいすぎる風貌……こ、これは癒やされます!!




実際には『バンビ』よりも短い足が特徴で、オスには角が生えています。角は細く、争いなどが起こると互いに体を傷つけ合ってしまうため、オス同士は同じ空間で飼育しないようにしているとか。公開初日も、室内でオス1頭、屋外でオス1頭メス2頭が過ごしていました。




ときどき、一生懸命木に鼻先をこすりつけている様子が見られ「鼻がかゆいのかな?」と思ったものの、どうやらそれは勘違い。鼻付近にある眼下腺から出る特殊なニオイを木にすり込んでいるもので、 “マーキング”という行為なのだそう。縄張り意識が強い動物なんですね。




初めてプーズーを見た子どもたちは「かわいい!」「ちっちゃ~い」「これで本当に大人なの?」「足が結構速いね」などと興味津々。日本初公開のプーズーを前に、たくさんの笑顔を見せていました!





「シカや牛などの動物は、口蹄疫などの感染症が心配なので、なかなか来園が難しいんです。今回は学術目的ということで特別に許可を得て来園が実現しましたが、すごく貴重なことなんですよ。日本ではこの園でしか会えないので、是非見に来てくださいね!」と副園長の高木さん。かわいいプーズーなので日本各地で見られたら……思いますが、ワシントン条約などの関係もあり、海外からの寄贈自体が本当に珍しいことなのだそうです。



ちなみに大人になってからもキュートなプーズーですが、その赤ちゃんはそれを上回る可愛らしさなのだとか。体が小さいこともあり、基本的に出産は1頭につき1頭ずつですが、うまくいけば来年の春には赤ちゃんが誕生するかも?という嬉しいお話も聞けました!










「埼玉県こども動物自然公園」は、ほかにも日本では9園でしか飼育していない「コアラ」をはじめ、冬の温泉入浴でおなじみの「カピバラ」、実際の生息地を再現した生態園で過ごす「フンボルトペンギン」などなど見どころ満載。家族で出かければ、プーズーはもちろん、たくさんの動物たちに大人も子どもも癒やされる1日になるはずですよ♪





埼玉県こども動物自然公園
http://www.parks.or.jp/sczoo/
住所:埼玉県東松山市岩殿554
開園時間:9:30~16:30(入園は閉園1時間前まで)
※2月11日~11月14日は9:30~17:00
入園料:大人(高校生以上)510円、小人(小・中学生)210円
休園日:毎週月曜(休日の場合は開園)、年末年始、2017年1月24日、31日

(nakamura omame)

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