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<Wコラム>「東方神起」ユンホが所属する軍楽隊のすべて(前編)

Wow!Korea / 2016年5月25日 23時30分

ユンホ(東方神起)の場合は、ソウルの北方にある楊州(ヤンジュ)に駐屯する第26師団の軍楽隊に所属しているが、そもそも軍楽隊というのは様々な種類がある。(写真提供:ロコレ/韓国陸軍公式サイトより)

ユンホ(東方神起)の場合は、ソウルの北方にある楊州(ヤンジュ)に駐屯する第26師団の軍楽隊に所属しているが、そもそも軍楽隊というのは様々な種類がある。それでは、韓国軍において軍楽隊はどのような性格を持っているのだろうか。今回は「軍楽隊のすべて」の前編を掲載しよう。

■軍楽隊の任務とは?

5月10日、ユンホが特級戦士に選抜されたというニュースは、日本でも大きな話題となった。彼が凄いのは、軍楽隊員として普段は音楽の練習や行事の参加に時間を取られているのに、それでも射撃と体力で超一流の成績をあげたことである。

ユンホは第26師団の師団長からじきじきに表彰されたが、韓国陸軍の公式サイトでも紹介されるほど、「ユンホが特級戦士になった」という事実は陸軍の中でも大きく称賛された。

とはいえ、ユンホの軍隊内での正式な任務は、軍楽隊員として立派に務めを果たすことである。具体的には、師団の中で行なわれる公式行事(表彰式、殉職者の葬儀などを含む)において音楽吹奏で式次第を進行させることや、対民支援(軍隊が民間の活動を助けること)で各種コンサートを行なうことである。

こうした音楽活動をスムーズに行なうためには、個人の力量アップと楽団のチームワークが欠かせない。それでいながら、軍隊としての規律と階級の遵守に全力を注がなければならない。

肉体的にも精神的にも負担は大きいが、大好きな音楽に関われるのだから、ユンホもやり甲斐を感じて軍楽隊の任務に励んでいることだろう。

■A級とB級とC級がある

ひとくちに軍楽隊といっても、陸軍、海軍、空軍で編成内容が違ってくる。ここでは、陸軍にしぼって話を進めていこう。

陸軍の軍楽隊には3種類ある。

具体的に言うと、A級軍楽隊、B級軍楽隊、C級軍楽隊ということになる。

A級軍楽隊は、陸軍本部、陸軍士官学校、首都防衛司令部などに所属する。

隊員は50人以上で構成されており、音楽大学などで専門的に音楽を学んできた人たちが中心である。

B級軍楽隊は、軍司令部や陸軍訓練所などに所属する軍楽隊で、35人前後で構成されることが多い。

このB級軍楽隊であれば、せめて音楽大学に入学しようとするくらいの技量がかならず求められる。

C級軍楽隊は、各師団に所属している軍楽隊である。

師団というのは1万人前後の兵士を擁する最大の部隊集団だが、その部隊の1つに軍楽隊を加えているのが普通だ。ユンホの場合も、第26師団が抱える軍楽隊に所属しているわけである。

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