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副業者の30.2%、副業と本職の職種・業種が同じ マイナビライフキャリア実態調査

J-CAST会社ウォッチ 2024年8月7日 21時45分

マイナビは2024年7月18日、全国の15歳以上の1万4000人を対象に、現在のキャリアと生活の実態や変化を調査した「マイナビ ライフキャリア実態調査2024年(働き方・キャリア編)」を発表した。

副業の業務で生成AIを利用している人は41.3%

調査では、副業を行ったことがある人の本職と副業の職種・業種の組み合わせについて質問した。副業と本業で「職種・業種ともに異なる」人は32.7%、「職種・業種ともに同じ」は30.2%だった。

続いて、副業・兼業をしてよかったことを聞くと、「職種・業種ともに異なる」人は、「本業とは別のスキルを身に着けることができた」(24.0%)、「人間関係が広がった」(22.5%)がほかの組み合わせと比べても高くなった。

また、今後の副業の継続意向について、「職種・業種ともに異なる」人が最も高く76.0%となった。

同社では、「収入増加だけでなく人脈や新たなスキル獲得といった自己成長を実感できたことが、副業を継続するモチベーションにつながっていると推察される」とした。

副業を行っている人のうち、副業の業務で生成AIを利用している人は41.3%だった。本業での利用率が24.1%であるので17.2ポイント上回っている。

次に、副業の年間収入を見ると、生成AIを副業で利用している人は平均119.1万円で、利用していない人の平均62.8万円と比べて約2倍の差が出ている。

さらに、生成AIの利用目的で多かったのは、「情報収集・調査」が32.9%、「アイディア出し」が31.6%、「エクセルなど関数の生成、補助」が29.5%となった。利用者は副業業務を効率よく進めるための補助的ツールとして生成AIを使っていることがわかる。

なお、この調査は2024年4月12日~2024年4月16日の期間で、全国の15歳以上の男女1万4000人を対象にインターネット調査を行った。男女の内訳は、男性が6766人、女性が7,234人だった。

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