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女性の転職理由 3位「収入面での不満」、2位「仕事量・残業が多い」、1位は?

J-CAST会社ウォッチ 2024年9月30日 21時15分

人材派遣を行うR&G(埼玉県さいたま市)は2024年9月4日、転職経験のある女性340人を対象に「女性の転職事情に関する意識調査」を行い、その結果をランキング化して発表した。

女性の転職理由1位は「人間関係が悪かった」

調査結果によると、女性の転職理由の1位は「人間関係が悪かった」(98人)、2位が「仕事量・残業が多い」(54人)、以下は「収入面での不満」(36人)、「ライフステージの変化」(32人)、「仕事内容を変えたい・今の仕事が合わない」(27人)という順になった。

それぞれに回答した人のコメントによると、

・人間関係が悪かった
「上司のパワハラやモラハラが酷かった。職員が有給休暇を取る時は必ず機嫌が悪くなり、「私が若かった頃はそんなもの取らせてもらえなかった』等と毎回嫌味を言われたり、子育てのことやプライベートな部分にズカズカと入ってきたりした」(23歳)
「職場にずっと馬の合わない先輩がいて、耐えながら働いていたものの、誰かのミスを私がやったと言って吹聴されたことで限界が来たから」(28歳)
「女性の先輩・同僚との関係性に疲れたことです」(34歳)
・仕事量・残業が多い
「勤務時間が長い上に不規則であり、体力的に辛かったため」(27歳)
「業務量が増えているのに対して、マンパワーは増員がないまま仕事量ばかりが増えてきて、心身ともに持たないと思ったことが一番の要因」(53歳)
「残業が多く、子供のお世話がおろそかになった」(45歳)
・収入面での不満
「給与が安く、昇給額も微々たるものなため金銭的な不安を感じた」(24歳)
「お給料と仕事内容がつりあわなかった」(45歳)
「年収が低い業界だったから」(31歳)

などが寄せられた。

続いて、転職先を決める時に重視したことを質問した。1位は「満足できる収入」が73人、2位は「通勤しやすさ・希望の勤務地」が62人、3位は「仕事内容があっているか・希望の職種か」が60人となった。

また、転職の際に役立ったスキルを聞くと、「パソコンスキル・OA関連資格」、「簿記」、「前職での経験」などがあがった。

調査元では「人間関係が辛くて転職を決意した女性が多かったものの、転職先に求めた条件は『満足できる収入』が多数。『人間関係は入社してみないとわからない』『多少仕事が大変でも給料が良ければ許容できる』と考える人も多いのかもしれません」と分析した。

なお、この調査は転職経験のある女性340人を対象に、2024年7月23日~8月6日、インターネットによる任意回答で調べた。回答者の年代は10代が0.9%、20代が64.6%、30代が26.2%、40代が7.1%、50代が1.2%となった。

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