【北京時事】中国の習近平国家主席は２４日、北京でポーランドのドゥダ大統領と会談した。中国国営中央テレビによると、習氏は、ウクライナ侵攻を続けるロシアに中国が軍事転用可能な製品を提供しているとの米欧の批判に反論。「中ロ間の通常の貿易活動への中傷に反対する」と述べた。
習氏は「中国は独自の方法で、ウクライナ危機の政治的解決に建設的役割を果たす」と強調。また、ポーランドとの２国間関係を強化する意向を示し、貿易拡大や中国への短期滞在時のビザ免除などを打ち出した。ドゥダ氏は「台湾は中国の一部」とする習政権の主張への支持を表明した。
［時事通信社］