自民党は５日、憲法改正の発議に向けたワーキングチーム（ＷＴ）の初会合を党本部で開催した。衆参両院で足並みをそろえ、条文化の作業を加速させる狙いがある。次回以降、岸田文雄首相（党総裁）の出席も検討している。
改憲テーマの一つである大規模災害など緊急事態対応を巡り、衆院は議員任期延長を主張する一方、参院は憲法が定める「緊急集会」の活用を訴え、党内の見解が分かれている。会合後、古屋圭司党改憲実現本部長は「衆参で意思疎通が十分でなかったことは反省点だ」と記者団に語った。
［時事通信社］
時事通信 2024年7月5日 19時23分
自民党は５日、憲法改正の発議に向けたワーキングチーム（ＷＴ）の初会合を党本部で開催した。衆参両院で足並みをそろえ、条文化の作業を加速させる狙いがある。次回以降、岸田文雄首相（党総裁）の出席も検討している。
改憲テーマの一つである大規模災害など緊急事態対応を巡り、衆院は議員任期延長を主張する一方、参院は憲法が定める「緊急集会」の活用を訴え、党内の見解が分かれている。会合後、古屋圭司党改憲実現本部長は「衆参で意思疎通が十分でなかったことは反省点だ」と記者団に語った。
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