任期満了に伴う鹿児島県知事選は７日投開票され、無所属で現職の塩田康一氏（５８）＝自民、公明、国民民主推薦＝が、元県議の米丸麻希子氏（４９）と市民団体代表の樋之口里花氏（５２）の無所属新人２氏を破り、再選を確実にした。投票率は４４．７６％。
塩田氏は、連合鹿児島や県農民政治連盟など各種団体の推薦も受けた。選挙戦では新型コロナウイルス対策など、１期目の実績をアピールし、幅広い支持を集めた。
米丸氏は、県が進める新総合体育館建設計画の見直しを訴え、樋之口氏は九州電力川内原発（薩摩川内市）の運転期間延長に反対したが、いずれも及ばなかった。
［時事通信社］