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自民、都連会長の地元で敗北=9選挙区で投開票―都議補選

時事通信 2024年7月8日 1時39分

 東京都知事選と同じ7日に投開票された都議補欠選挙は、八王子市で自民党の新人候補が敗れた。同市は自民都連会長を務める萩生田光一前政調会長の地元。江東区でも自民元職が敗れた。国政での裏金問題などで逆風が吹く中、自民が都議会第1党を維持できるかが焦点。結果は岸田文雄首相(自民総裁)の政権運営に影響を与える可能性もある。

 補選は、八王子市と江東区のほか、品川、中野、北、板橋、足立各区と、府中市、南多摩(多摩市、稲城市)の計9選挙区(欠員各1)が対象。欠員が生じる前は、自民が5議席、小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」と無所属が各2議席を持っていた。

 9選挙区の立候補者数は計30人で、党派別では自民8人、都民ファと共産党が各4人、立憲民主党3人、日本維新の会2人、諸派1人、無所属8人。

 江東区では無所属新人が勝利。足立区も立民新人が自民新人との一騎打ちを制した。一方、板橋区は自民元職が、府中市は自民新人がそれぞれ勝利した。南多摩は都民ファ新人が議席を得た。 

[時事通信社]

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