10日の東京株式市場では取引終了にかけて主力株に買いが集まり、日経平均株価の終値は前日比251円82銭高の4万1831円99銭と2日連続で史上最高値を更新した。東証プライム市場に上場している株式の時価総額は1001兆6979億円と、初めて1000兆円を超えた。
東証株価指数(TOPIX)も終値で13.65ポイント高の2909.20と初の2900ポイント台に乗せ、4営業日ぶりに最高値を更新した。
前日に相場をけん引したハイテク株に代わり、朝方から金融株や海運株が上昇。前日に大幅上昇した反動で売り買いが交錯する中、指数に影響の大きいファーストリテイリング株などが取引終了時間近くになって上げ幅を拡大した。
[時事通信社]