習主席、トランプ氏銃撃でお見舞い＝中国メディアも速報

　【北京時事】中国の習近平国家主席は１４日、トランプ前米大統領が銃撃され負傷したことを受け、同氏に対する見舞いのメッセージを表明した。中国外務省が発表し、同省報道官は「中国側は事件を注視している」と述べた。

　中国メディアは事件を速報し、襲撃時の状況や米捜査当局の発表を細かく報じた。ＳＮＳ「微博（ウェイボー）」では一時、事件がトレンドワードランキングのトップとなり、「安倍（晋三元首相）の銃撃を思い出した」との投稿も見られた。

　米大統領選の動向は中国でも注目されている。一部のメディアは、事件によって「トランプ氏に同情が集まる」として、選挙戦で有利に働く可能性があるとの専門家の見立てを伝えた。　