倉庫で大麻草を栽培したとして、埼玉県警などは17日、大麻取締法違反(営利目的共同栽培)の疑いで、自営業のデイン・チュン・フォン容疑者(32)=茨城県坂東市=らベトナム人6人を再逮捕した。認否を明らかにしていない。
埼玉県警によると、これまでに4カ所の倉庫などから計約2000株の大麻草を発見。同県警が立件した同一グループでの大麻草の栽培数としては過去最大規模で、乾燥大麻にした場合の末端価格は約5億円に上るという。県警は大麻の販売ルートについても調べている。
逮捕容疑は4月23日、デイン容疑者が借りていた茨城県古河市内の倉庫(約460平方メートル)で、大麻草約1500株を営利目的で栽培した疑い。
[時事通信社]