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東海道新幹線、運転見合わせ=浜松―名古屋、夕方まで復旧作業―保守車両脱線、2人けが

時事通信 2024年7月22日 11時31分

 22日午前3時半すぎ、東海道新幹線の豊橋―三河安城間の上り線で、停止していた保守車両に別の保守車両がぶつかり、2台とも脱線した。この影響で、JR東海は同日始発から東京―名古屋間の上下線で運転を見合わせた。その後、見合わせは浜松―名古屋間となった。復旧作業は夕方まで続く見込みで、運転再開の見通しは立ってない。

 JR東海によると、レール下に敷かれる砂利をまく車両が、停止していた「マルチプルタイタンパー」と呼ばれる別の保守車両にぶつかった。ぶつかった車両を運転していた男性ら2人がけがをしたが、命に別条はないという。2台とも作業を終えて戻る途中だったといい、同社が詳しい原因を調べている。

 運転見合わせの影響で、東海道新幹線は「のぞみ」が全て運休し、各駅に停車する「こだま」「ひかり」は運行本数を1時間に2本程度に減らした。山陽新幹線は東海道新幹線との直通運転を中止。全日空(ANA)は羽田―伊丹間で臨時便の運航を決めた。 

[時事通信社]

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