インド・ニューデリーで開催されている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は25日、「佐渡島(さど)の金山」(新潟県佐渡市)の世界文化遺産登録の可否を27日に審議すると発表した。
各国の推薦資産の審議は26~29日に予定されており、佐渡島の金山は全27件中12番目。しかし、審議時間は資産によって約20分~数時間まで幅があり、日付が前後する可能性もある。
当初、今回の世界遺産委で審議される資産は28件の予定だった。ポルトガルとセルビアの計2件が推薦を取り下げ、紛争が続くパレスチナ自治区ガザの古代ローマ時代の修道院が急きょ審議対象となったため、27件となった。
[時事通信社]