トヨタ自動車が30日発表した2024年上半期(1~6月)のグループ世界販売台数(ダイハツ工業、日野自動車を含む)は、前年同期比4.7%減の516万台となり、2年ぶりに前年割れした。ダイハツやトヨタの認証不正に伴う生産停止などが影響した。
ただ、独フォルクスワーゲン(VW)グループも前年割れして434万台にとどまり、5年連続で世界首位となった。
トヨタ単体の世界販売台数は0.9%減の489万台。ダイハツから供給を受ける車両の生産が滞ったことや、中国での販売が低迷した。一方、北米市場は好調で、ハイブリッド車(HV)の販売が47万台と過去最高を更新した。
[時事通信社]