【クアラルンプール時事】自民党の渡海紀三朗政調会長は30日、9月に想定される党総裁選について、派閥裏金事件を踏まえて党改革や政治改革が主な争点になるとの認識を示した。「われわれには非常に厳しい目が注がれている。党運営の在り方が問われる」と語った。
訪問中のマレーシア・クアラルンプールで記者団の質問に答えた。岸田文雄首相が総裁再選を目指していることに関しては、「賃上げと成長戦略を必死にやってきた。やり遂げることは考えているだろう」と語った。
渡海氏は29日からのマレーシア滞在中、チャン科学技術・イノベーション相やザムブリ高等教育相らと会談。両国の連携強化について意見を交わした。
[時事通信社]