総務省が6日発表した6月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は28万888円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.4%減少した。マイナスは2カ月連続。5月使用分(6月請求分)の電気・ガスへの政府による負担軽減策が縮小。使用量を節約する動きにつながり、光熱・水道の支出が減少したことなどが影響した。
勤労者世帯の実収入は3.1%増と2カ月連続で増加したが、物価高や先行きの不透明感から「貯蓄に回っている」(同省担当者)といい、消費の不振が続いている。
[時事通信社]
時事通信 2024年8月6日 11時28分
総務省が6日発表した6月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は28万888円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.4%減少した。マイナスは2カ月連続。5月使用分(6月請求分)の電気・ガスへの政府による負担軽減策が縮小。使用量を節約する動きにつながり、光熱・水道の支出が減少したことなどが影響した。
勤労者世帯の実収入は3.1%増と2カ月連続で増加したが、物価高や先行きの不透明感から「貯蓄に回っている」(同省担当者)といい、消費の不振が続いている。
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