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ハニヤ氏殺害「戦略的間違い」=イスラエルへの報復示唆―イラン外相代行

時事通信 2024年8月9日 20時35分

 【イスタンブール時事】イランのバゲリ外相代行は8日、イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が首都テヘランで殺害された事件について、「シオニスト(イスラエル)の行為は、戦略的な間違いだ。彼らに大きな代償を払わせるからだ」と述べ、報復は避けられないと示唆した。イスラム協力機構(OIC)外相級会合が開かれたサウジアラビアで、AFP通信の取材に応じた。

 バゲリ氏は、イスラエルが「緊張や戦争の拡大」を望んでいると指摘。同国にはイランと戦争を始める「資格も能力もない」と強調し、イランが報復すれば反撃する構えを示すネタニヤフ政権をけん制した。報復方針に関し、OIC加盟各国から個別に支持を得たとも主張した。

 イスラエルに対しては、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラやイエメンの武装組織フーシ派など、イランの支援を受ける組織も報復を宣言している。バゲリ氏は、それら組織が「同じ目標」を掲げているとしつつ、目標実現の方法は各組織が独自に判断すると説明した。 

[時事通信社]

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