台風7号の接近に伴い、JR東海は、東海道新幹線の運行を16日始発から東京―名古屋間で終日取りやめる。東北、上越、山形の各新幹線は、午前11時ごろから最終列車までの間、一部列車の運休が決まった。
JR各社によると、東海道新幹線の名古屋―新大阪間は大幅に本数を減らし、1時間当たり上下各2本程度、全車自由席の「こだま」を走らせる。山陽新幹線は、東海道新幹線との直通運転が終日中止され、一部は運休となる。
東北、上越、山形の各新幹線は、計20本の運休が決まった。北陸、秋田両新幹線も、気象状況により遅れや運休が生じる可能性がある。
空の便は、羽田空港を発着する国内線が大きな影響を受け、全日空と日本航空がそれぞれ281便を欠航とした。
[時事通信社]