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堀井学衆院議員が辞職=「順法精神、欠如していた」

時事通信 2024年8月28日 20時58分

 自民党を離党した堀井学衆院議員(52)=比例代表北海道ブロック=は28日、選挙区内の有権者に香典などを配ったとされる事件を受け、議員辞職願を衆院に提出した。国会閉会中のため、額賀福志郎議長により許可された。

 堀井氏はこれに先立ち、「選挙で託された1票を踏みにじる結果となった。全て私の順法精神の欠如が原因だ。深くおわびする」とのコメントを発表した。

 辞職を受け、2021年衆院選の同党比例名簿に従い、新人の高橋祐介氏が繰り上げ当選する見通し。船橋利実参院議員ら2人が高橋氏より惜敗率が高いが、船橋氏は辞退する意向を示している。もう一人の元衆院議員・前田一男道議が議員を辞職しなければ、高橋氏が繰り上がる。参院議員や道議は衆院議員を兼職できない。

 堀井氏は、選挙区である北海道9区(苫小牧市など)内の複数の有権者に対し、自身名義の香典などを秘書を通じて渡した公選法違反の疑いが持たれており、東京地検特捜部が捜査を進めている。 

[時事通信社]

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