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暗殺未遂事件の詳細語る=トランプ氏、事件後初の集会

時事通信 2024年9月18日 10時40分

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領は17日夜(日本時間18日午前)、中西部ミシガン州フリントで選挙集会を開き、2日前に起きた暗殺未遂事件の詳細を語った。事件後初の集会で、トランプ氏は自らを警護した大統領警護隊(シークレットサービス)を「とてつもない仕事をした」と称賛した。

 事件は15日、南部フロリダ州にあるトランプ氏所有のゴルフ場で発生。トランプ氏は無事だった。連邦捜査局(FBI)は拘束していたライアン・ラウス容疑者を銃の不法所持容疑で訴追した。

 トランプ氏は警護隊員が「準備万端だった」と指摘。「彼(隊員)は茂みから銃身が出ているのを見て、『やあ、ここで何をしているの』とは言わなかった。銃を手に取り、撃ち始めた」と当時の状況を明らかにした。

 トランプ氏は、車で逃走したラウス容疑者を拘束するきっかけとなった目撃情報の提供者にも謝意を示した。「車を運転していた女性が男を見掛け、何かあったのだろうと考えて追跡した。容疑者の車の後ろに自分の車を止め、ナンバープレートを写真に撮った。それを治安当局に送った」と語った。

 結局、当局が高速道路上でのカーチェイスの末、容疑者を10分以内に拘束したという。トランプ氏は「誰がこんなことをできるか。彼女は本当に素晴らしい」と絶賛し、「女性は男性よりも優秀だ」とも付け加えた。 

[時事通信社]

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