ＮＨＫは２５日、ラジオ第２放送とラジオ国際放送の同日の中国語ニュースで、前日のニュースを伝えたと発表し、謝罪した。２５日分の事前収録が、予定の放送時間に間に合わなかったという。
ＮＨＫによると、２５日分の収録は一度終えていたが、後から一部で翻訳の間違いに気付いた。午後１時１分からの放送が迫り、差し替える時間が無かったため、２４日に放送済みのニュースを流したという。
ＮＨＫの中国語ニュースでは、８月に中国籍の外部スタッフが沖縄県の尖閣諸島を「中国の領土」などと発言する問題が起き、放送を事前収録方式に切り替えていた。
ＮＨＫは「ラジオ国際放送の問題を受け、再発防止を進める中で、このようなことが起きたことをおわびする」などとするコメントを発表した。
［時事通信社］