２７日に最終回を迎えたＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」の平均世帯視聴率は、関東地区で１６．８％、関西は１４．８％だったことが３０日、ビデオリサーチの調べで分かった。
前作「ブギウギ」は関東１５．９％、関西１４．４％、前々作「らんまん」は関東１６．６％、関西１４．５％で、いずれも上回った。
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士になった三淵嘉子さん（１９１４～８４年）をモデルにしたヒロインを伊藤沙莉さんが演じ、困難な時代に法曹界を切り開いていった女性の物語を描いた。女性差別をはじめ、さまざまな社会問題を織り込み、話題を集めた。
［時事通信社］