自民党の桜田義孝元五輪担当相（７４）＝衆院比例代表南関東ブロック＝は３０日、次期衆院選に出馬せず、引退すると書面で発表した。自身の年齢や新政権発足を理由に挙げた。
桜田氏は衆院当選８回。２０１８年１０月、第４次安倍改造内閣で五輪担当相として初入閣したが、在任中はサイバーセキュリティー基本法の担当ながら国会審議で「（パソコンを）自分で打つことはない」と答弁するなど物議を醸す発言を繰り返した。１９年４月、岩手県出身の自民党議員を「（東日本大震災からの）復興以上に大事」と発言し、閣僚を更迭された。
［時事通信社］