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西山女流三冠が1敗=棋士編入試験第2局―将棋

時事通信 2024年10月2日 18時21分

 将棋の西山朋佳女流三冠(29)=白玲・女王・女流王将=の棋士編入試験(5番勝負)の第2局が2日、東京都内で指され、西山女流三冠が山川泰熙四段(26)に敗れ、1勝1敗となった。第3局は11月に上野裕寿四段(21)と対戦する。

 西山女流三冠は終局後、「精度の低い手を重ねてしまった」と振り返った。本局直前に新型コロナに感染したことに関しては「療養期間もあり、体調が悪い中でもできることはしようと思っていた」と語った。

 女流棋士は、棋士養成機関の「奨励会」を経て四段(プロ入り)になる棋士とは別制度。棋士編入試験は、四段の棋士5人が試験官となり、月1人のペースで順に対局する。西山女流三冠が3勝すれば合格となり、史上初の女性棋士が誕生する。 

[時事通信社]

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