ＮＨＫが、必須業務として２０２５年度後半の開始を目指すインターネット番組配信の受信料について、地上波契約と同額の月１１００円とする方針であることが４日、分かった。２４～２６年度経営計画の修正案に盛り込み、来週にも公表する。ネット配信のみ契約する視聴者が対象で、テレビ放送の受信料を払っていれば追加負担はない。
ネットによる番組配信をテレビ放送と同じ必須業務に格上げした改正放送法の施行に伴って始める。パソコンやスマートフォンを持っているだけでは受信契約を結ぶ義務はない。専用アプリをダウンロードしてＩＤを登録するなどした場合には支払いを求められることになる。
［時事通信社］