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党首討論、1時間20分に延長=衆院解散前、最後の論戦へ

時事通信 2024年10月7日 16時19分

 与野党は7日、党首討論を臨時国会会期末の9日午後1時から1時間20分間行うことで合意した。討論時間は通例の45分間から延長する。石破茂首相は9日に衆院を解散する意向で、今国会最後の与野党による論戦の場となる。

 野党側は閣僚も出席する衆参両院の予算委員会を開くよう求めていたが、党首討論の時間延長で与党側と折り合った。立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長は7日、記者団に「(党首討論では)衆院選前に国民に十分な判断材料を示す状況には至らないが、合意した」と述べた。

 討論時間は立民の野田佳彦代表が40分、日本維新の会の馬場伸幸代表が20分、共産党の田村智子委員長、国民民主党の玉木雄一郎代表がそれぞれ10分となる。

 討論時間の延長は、2003年2月に与野党が45分間の実施を申し合わせて以来初めて。7日に開かれた国家基本政策委員会の衆参両院合同幹事会では、自民党が時間の延長について「前例としない」と提案し、了承された。 

[時事通信社]

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